とっても久しぶりの更新です。 

 

今見たら、3ヶ月以上更新していませんでしたねあせる 

 

ブログをお休みしていた冬の間は、できるだけ動きたくない、

活動したくない、「引きこもり状態」に入っていました。 

 

まだここ北海道では冬真っ盛りながらも

少しずつ日が長くなってきて、

春の気配を感じることが増えてくるに連れて

 

陰から陽へ。

静から動へ。

 

動きたくなるエネルギーが、少しずつ湧いてきたこの頃ですが。

 

この冬の間中、ある身体症状で悩んでいました。

 

2ヶ月半ほど前から、突然顔に赤い湿疹のようなものが出始めて、

なんだろう?そのうち良くなるかな、と思っていたらちっとも良くならず、

色々試しても良くなる気配がないどころか少しずつ悪化して。

 

鏡を見る度に憂鬱になるようになってしまいました。

 

皮膚科で見てもらったり、スキンケアや洗顔法をあれこれと試したり、

ビタミン剤をとったり。

 

外側からのアプローチを色々と試しても、

全然変化がないので、

 

これは何か内側にあるものが関係しているのではないか、

と思って内側を見ていくと、

深い気づきがあったので、今日はそのシェアです。  

 

 

 

 

私は今の症状を、状態を、受け入れられていない。

 

こんな顔の自分は嫌だと激しく感じてる。

 

肌が綺麗で美しい見た目だった自分が好きだったのに、そうじゃなくなってしまった自分が好きじゃない。

 

鏡で自分の顔を見るのがとても好きだった。

いつも鏡を見る度、幸せな気分になっていたのに、全く逆になってしまった。 

 

鏡を見たくない。

鏡の中の自分を見たくない。

好きじゃない自分がいるから。

 

好きだった自分が、いなくなってしまった。

悲しい。悲しい。

好きだった私が、いなくなってしまった。

 

悲しくて悲しくて、たくさん泣けてきた。

 

「肌が綺麗で美しい顔をした私」

は、私のアイデンティティーだった。

 

これこそが私。私の価値。と感じていたもの。

(これが私の本体ではない、というのを知っている私も今はいる。) 

 

このアイデンティティーはいつ育ったんだろう?と振り返って思い出したのが、中学生時代の記憶。

 

 

中学校2年生のはじめ、3年間の海外生活を終えて日本に帰国して、進学校に転入しました。

 

地元で一番の進学校で、成績優秀な生徒ばかりがいる中学校。 

 

海外生活で日本の勉強にすごく遅れを取っていた私は、

転入に当たって受けた試験のひどい成績を前に、副校長先生から、

 

「このままでは成績は1か2ですね。進学も、〇〇高校くらいしか行けないでしょう。」

 

と、厳しい表情で言われたこと。

その時の母の落胆した顔。

緊張した空気。

 

「これは大変なことなんだ。」

 

と感じた記憶。その時の張り詰めた重たさを、鮮明に覚えてる。 

 

(ちなみに、そんな成績だったのに入学できたのは、帰国子女枠、というものがあったから。

本来の成績だったら入れるはずのなかった学校に、帰国子女という特権で入ることができたのでした。)

 

その中でスタートした、中学校生活。

 

成績に関する劣等感を強烈に感じながら、まもなくある事が起きはじめました。

 

「外見を褒められて、ちやほやされる」

 

ことが始まったんです。 

 

「帰国子女で、英語ができる可愛い子」

 

として、皆んなの注目の的になりました。 

 

上級生がわざわざ見に来たりして、

今思うとちょっとしたスターになったかのような感覚だったんだと思います。

 

その時は自覚はなかったけれど、今振り返ると、

 

「見た目が綺麗で英語ができること」

 

によって、私は自分の価値をやっと感じることができた。

 

綺麗でいて、英語ができることが、その頃の私を支えてた。

 

それがなかったら、価値のない私しか残らないと感じていたから。 

 

・・・この頃のことを思い出したら、痛々しくて涙があふれた。

 

「綺麗でいること」

 

は、私をずっと支えてくれていたんだね。

 

これがないと、あなたには価値がない、駄目な人間だって思えていたんだね。

 

だからそのアイデンティティーを守ることに必死で、これまで来たんだね。

 

 

 

 

今このタイミングで、顔がこうなっていること。

 

もうこの偽のアイデンティティーを、マスクを、手放していい時が来ているから。

 

 

「見た目が綺麗だから価値のある私。

 見た目が綺麗じゃなければ価値がない私。」

 

 

なんじゃなくて。

 

私の価値は、美しさは、私の内側に。中心に。肚に。真実に。

 

あるんだって、今の私は知っている。

 

そこに私がしっかりと立って、そこから生きる時。自分を表現する時。

 

私の価値が、美しさが、外に伝わり、表れるんだって。

 

私は知ってる。

 

「ほんとうの自分」を知りたくなって、自分の中の真実に出会う旅を進めてきて、

ここまで来た今だからこそ。

 

今このことが起きているんだって、思える。