墨田区で創業100年の実績がある葬儀社のオリハラで開催された模擬納棺式に参加。
棺にも入ってきました。



はじめての催しだそうで、葬儀社の方も楽しみにしていたとのこと。


当日は生命保険の営業職出身の納棺師さんによる本格的な納棺式が実演され(葬儀社の方が故人役)参加者は事前に渡されていた封筒に入っていた指示書に従って式をお手伝い。
私は手甲をつけるお手伝いをしました。


棺は、お菓子好きだという納棺師さんがイベント用に特注で作ってもらったチョコレートをイメージしたもの。

内側にはクッキーの絵柄があってとても可愛かったです。


納棺師さんの記憶に残る納棺式のエピソードを聞いて思わず込み上がるものがありました。

葬儀は決して安くないので手間を省いて安く済ませたくもなりますが、遺族が後悔することのないよう、見栄や見栄えではなく手間をかけられるところは丁寧に行うことが"別れ"の儀式に必要だと改めて感じました。



オリハラさんは昨年に外観がオシャレになって若い方にも親しみやすくなりました。
社員の方々もアットホームな雰囲気で、"お客様と同じ目線で寄り添う"プロ。

年間を通してフラワーアレンジメント教室や人形供養祭、ポートレート撮影会などさまざまなイベントも行っていて、毎月15日はオリハラまで来てくれれば会員にお花のプレゼントもしています。

(自分から行く必要があるという能動的な一手間が、会員であることを忘れないでもらったり繋がりを保つのに良いアイデアだなと思います)



人生100年時代という言葉の通りに生きられるなら、私が葬儀社さんのお世話になるのは当分先ですが、"自分ごと"として関心を持つことが仕事にも活かされると思うので年間のイベントにも積極的に参加したいと思います。


棺の中は蓋がドーム式なのでとても広くて、適度な狭さと適度な暗さでリラックスさえできました。

"お母さんのお腹の中ってこんな感じ?"と思う方もいるそう。
人生の最期に、そのような感想を抱く所に収まって召されて行くのは感慨深いものがあります。

via green green
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