2022年以降の記録 (随時更新中)


■12月18日(日) 13時~18時半

■作業者:私


先週移動を行った桐タンスにかかっている油単(ゆたん)のシワをスチームアイロンで伸ばし、100均で購入した補修クロスで裏から補修を行い、以下の写真のようになりました。



義兄の部屋である8畳の和室では、桐タンスの前にメタルラックが置かれ、さらにその脇に別のタンスが置かれてしまったことで奥の桐タンスは開けるどころか姿も見えなくなっていました。

明らかにおかしい配置を改善するべく、白いタンスを隣室に移動させメタルラックを解体し、桐タンスも隣室へ移動させることにしました。



どれほどの長い歳月手が届かない状態になっていたのか定かでない桐タンスを久々に義母に開けてもらい、着物や義母が結婚した時の招待状やケーキに乗っていた人形など、状態が良いまま保管されてきた50年以上前のモノを手に取りながら、実の子供にさえ話したことがないという思い出話を聞かせてもらいました。



今回はタンスの移動やメタルラックやPCラックの解体といった大物の作業ばかりでモノの仕分けが全くできなかったのですが、義母に「私一人だったら何十年もかかる仕事をしてもらえた」と喜んでもらえたので頑張ったかいがありました。


片づけのプロである私としては、【大きなモノを動かす大変さ】と【細かいモノの仕分けをする大変さ】で優劣はないのですが、片づけが苦手で経験値がそれほどない義母の感覚では後者が軽んじられがちなのかな…と複雑な心境にもなりましたが。

(タンスの移動はコツさえ掴めば一人でも案外難しくないです)


大きな家具が動いたことで部屋の印象がガラリと変わり、空間の使い方の自由度も上がったので、次回はまた小物の仕分けを中心に作業を行えたらと思います。



記録者


小宮久美子


防災士

整理収納アドバイザー

ライフオーガナイザー®

シニア生活環境オーガナイザー

リユースオーガナイザー

こんまり®流片づけコンサルタント

ハンドメイド作家

古物商(東京都公安委員会 307741906938)

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夫、小学生の娘2人との4人暮らし。

「スープの冷めない距離」に義実家がある。


義実家片づけをきっかけに、家の状況だけでなく、それまで知らされて来なかった内情を知ることになる。

結婚する前から義母の癖の強さは思い知っていたものの、コロナ禍という転換点で義兄の問題が噴出し、義母は【中ボス】に過ぎなかったことを痛感。


シニアのための片づけの資格も取得し、義実家の片づけは諦めていないものの、病気や障害といった簡単に解決できない問題を抱えている家庭をどう見守るかという点で学びを深めていこうと思っている。


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シニア生活環境
片づけサポート 


片づけたいシニア世代の方や親の家の片づけを検討中の方向けの片づけサポートや片づけ講座の開催もしています。

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登場人物


【我が家】

私(30代)、夫(40代)、子供たち(小学生)


【義実家】

義母(80代・モノへの執着が強い)、義兄(40代・精神疾患あり)、義父(故人)



片づけのきっかけ


義母宅の片づけのために初回訪問をしたのは2020年の12月5日。

きっかけは、新型コロナウイルスの流行でした。


毎年、我が家で新年会をしているのですが“密”を避けるために2021年の新年は各家庭で正月を過ごすことに。

コロナ禍でなければ外を出歩くのが大好きな義母が新年を安全・安心に自宅で過ごせるか、家の状態を見せてもらってビックリ!


結婚10年目にして、初めて家の奥まで入れてもらったのですが、これまで中に入れてもらえなかったのはこういう理由なのかな……とちょっと納得でした。



義母は、お世話になっている習い事の先生であろうと年下へは無意識にマウンティングする悪い癖があるのですが、“肩書”に弱いというわかりやすいところがある人。


「私、防災士の資格も持ってるんです! 今の状態だと地震があった時に危ないから、そういうところだけでもちょっと片づけしませんか?」

みたいな勢いで提案したら、思いの外すんなりと片づけのために出入りすることをOK頂けました。




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