兵庫県神戸市中央区のフラワーデザイン教室
Green Garland です![]()
ゆるりとお伝えしております。
『12ヶ月のガーランド ~花と暮らし~』
5月はラベンダーです。
“ラベンダー”と聞いて何を思い浮かべますか?
紫色の絨毯みたいな北海道のラベンダー畑
甘さと爽やかさを兼ね備えた香り
アロマセラピーやマッサージオイル
きっと“癒し”がキーワード
になる植物ではないでしょうか?
今回は、
誰かにちょっと話したくなる豆知識から、
ズボラさんでもできる活用法、
そして来年も楽しむ育て方まで、
ラベンダーの魅力を
たっぷりお届けしたいと思います。
■ 植物学的な分類
・分類:シソ科・ラベンダー属
「シソ科」の仲間です。
ラベンダーの葉を少し擦ると
爽やかな香りがするのは、
シソ科の血筋だからなのです。
伝わったとされるラベンダー。
日本で目にするのは
主にこの2つの系統です。
•イングリッシュ系(アングスティフォリア系)
北海道のラベンダー畑でおなじみ。
最も香りが高くて上品な王道タイプです。
涼しい気候を好みます。
ドライフラワーに一番向いています。
「香りに癒されたい!」方向けです。
・フレンチ系(ストエカス系)
花のてっぺんに、まるでウサギの耳のような可愛い「苞(ほう)」がついているのが特徴です。
暑さに比較的強いタフなタイプです。
小さなポットで購入できるので、
鉢植え、寄せ植え、ガーデニングと
取り入れやすいです。
▪️世界の栽培地
本格的に商品作物として
栽培されるようになったのは
1930年頃からです。
高温多湿が苦手なため、
西岸海洋性気候や
亜寒帯湿潤気候の地域で
栽培が盛んです。
•フランス プロヴァンス地方
•ブルガリア
•オーストラリア タスマニア
•日本 北海道 富良野
ラテン語で「洗う」を意味する
「lavare(ラヴァーレ)」
だと言われています。
古代ローマ人たちは、
お風呂の浴槽に
ラベンダーを入れてお湯を清め、
心身を洗い流していたのだそう。
現代の私たちが
「おつかれさま」の夜に
ラベンダーの香りを求めるのは、
はるか昔からの
本能なのかもしれませんね。
🟣心と体をゆるめる、香りのパワー
ラベンダーの最大の魅力といえば、
なんといってもその「香り」です。
アロマテラピーの代表格でもある
ラベンダーの香りには、
「リナロール」という成分が
豊富に含まれています。
これには、
交感神経の興奮を鎮め、
リラックスモードのスイッチ
(副交感神経)を入れてくれる
働きがあります。
ホッと一息つきたいときに。
•リラックスしたいときに。
ハンドクリーム
アロマディフューザーなど
ご自身に取り入れやすい方法で
試してみてくださいね。
ただし、
ラベンダーの精油
(エッセンシャルオイル)には
子宮を収縮する作用があるものがあるので
直接肌に触れるマッサージオイル、
食品は要注意です。
ズボラな私は
精油をハンドタオルに1滴たらして
ポケットにしのばせたり、
枕元に置いたりします。
直接、布につけて
変色したことはないのですが、
お気に入りの布は避けたほうが
賢明です。
🟣ドライフラワーの工夫
実はラベンダーは切り花として
お花屋さんに並ぶことは稀で、
鉢植えやドライフラワーで
販売されていることがほとんどです。
■ 「手作りアロマサシェ」に
ドライフラワーを飾るために
整えているだけで
ポロポロとお花(粒)が
落ちることがよくあります。
これらを集めて小さな布袋や
お茶パックに入れて
クローゼットや靴箱の
「サシェ(香り袋)」に
香りが薄れてきたら、
袋の上から指で「クシュッ」と
揉んでみてください。
中に閉じ込められていた
香りのカプセルが弾けて、
再びフレッシュな
良い香りが広がります。
🟣はじめてのガーデニング
〜来年も咲かせる育て方のコツ〜
「鉢植えや地植えで育ててみたい!」
という方へ。
ラベンダーを枯らさずに、
来年も綺麗に咲かせるための
簡単なコツをお伝えします。
ラベンダー栽培の合言葉は、
「過湿を嫌い、乾燥と風を好む」
です!
■ 鉢植え・地植えの管理方法
・置き場所(共通)
日当たりがよく「風通しが良い場所」を
選んであげてください。
・水やり(鉢植え)
土の表面がしっかり乾いてから、
鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと。
常に土が湿っていると根腐れしてしまうので、
メリハリが大切です。
・水やり(地植え)
根付いてしまえば、
基本的に雨の水だけで大丈夫です。
お世話をしすぎないのがコツです。
■ 来年も咲かせるための「梅雨・夏越し」の秘訣
日本の夏は、
ラベンダーにとって「高温多湿」
という大敵の季節。
来年も咲かせるための最大のポイントは
「花後のお手入れ」にあります。
🟣 来年のための3ステップ
1. 花が咲き終わったらすぐ切る
5月下旬〜6月、花が咲き終わったら、
株全体の風通しを良くするために
思い切って刈り込み(剪定)をします。
2. 風通しの良い形に
全体の形が「ドーム状」になるように、
込み合っている枝を間引いて
株の中に風が通るようにします。
3. 夏は涼しく
鉢植えなら、夏の間だけ
直射日光を避けた涼しい半日陰に
移動させてあげましょう。
夏バテせずに秋・冬を越して、
来年の春にまた可愛い花を咲かせてくれます。
🟣お出かけ情報はこちら
飾って美しく、香って癒され、お出かけスポットとして楽しむ!
暮らしに役立ってくれるラベンダー。
皆さんの初夏の暮らしが、心地よい香りで満たされますように。
Have a nice day with a flower.
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