「治安維持法は
今も生きている」
講師:小樽商科大学名誉教授 荻野 富士夫 さん
●プロフィール● 小樽商科大学名誉教授。博士(文学)。専門は日本近現代史。治安維持法や特高警察、戦時下の思想統制など を主な研究対象とし、著書に『特高警察』『よみがえる 戦時体制~治安体制の歴史と現在』『治安維持法の歴史』全6巻、『治安維持法100年~「新しい戦中」にしないために』ほか多数。
治安維持法の制定・施行から100年。この「悪法」はどうして成立し、どのような法であったのか。 治安維持法は、言論・思想弾圧であり、2回の改悪で最高刑は死刑まで引き上げられました。 戦争反対の声を上げた人、戦争遂行の障害になるとみなされた人、政治や労働、文化運動に加わった人のほか、多くの宗教者も次々に弾圧されました。治安維持法は戦後廃止されましたが、令状のない身柄拘束や拷問で人権を踏みにじる悪法であったにもかかわらず、政府は「当時、適法に制定された」 と、いまだに謝罪はおろか、検証もしていません。
近年、特定秘密保護法、安保法、共謀罪法、能動的サイバー防御法等が成立し、‘新たな戦時体制’ の構築が加速しつつあるのではないかとの危惧があります。とりわけ、国の重要情報を守るために必要だ、という高市首相の誕生で、現在「スパイ防止法」への関心が高まっていますが、規制対象 になるスパイ行為の内容が不明確な法律を、権力者が意のままに運用すれば、戦前の治安維持法と同じです。
政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないようにするため、私たちは、今歴史から何を学ぶべきでしょうか。ぜひ、一緒に考えてみませんか。
■日時: 11/22(土) 午後6時30分~
■会場:銀河実験劇場
(東京都北区神谷3-19-12 TEL:03-3902-3197)
■参加費 : 1000 円
GREEN FORUM 緑フォーラム
主催:緑フォーラム
連絡先:緑フォーラム事務局 渡辺 千鶴 (090-2201-9788)

