心理学で 「投影」という 言葉がありますね。
 
 以下、Wikipediaからの抜粋 です。
 
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心理学における投影(とうえい、英: Psychological projection)とは、自己のとある衝動や資質を認めたくないとき(否認)、自分自身を守るためそれを認める代わりに、他の人間にその悪い面を押し付けてしまう(帰属させる)ような心の働きを言う。
 
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分かりやすい例を出すと、同じような立場のAさんとBさんがいたとします。
 
 
「自分はダメな奴だ」と思っているAさんと、「自分はなかなか出来る」と思っているBさんが、
上司に、「例の資料まだ(出来てないの)?」と言われたとします。
 
 
Aさんは、「やばい、もっと急いで作らないと」、「あの資料の前にこれを片付けるべきだった。やっぱり自分は判断が甘い。」などど思うかも知れません。
 
 
一方、Bさんは単純に上司が進捗の具合を聞いているんだなと思うかもしれませんし、もしくは、「意外と早めに必要になったのかな」などと、思うかもしれません。
 
 
ここでは、上司の本当の意図はなんであったのかではなく、同じ言葉をAさん、Bさんがどういうふうに解釈したかがミソです。
 
 
同じ言葉を聞いたときに、自分を責めがちなAさんと、とくに自分と関連付けず、鈍感?なBさん。どちらが生きやすいでしょうか。
 
 
いろいろな要因が絡み合い、現実には、Aさんタイプのほうが成功する・・・といったシチュエーションもあるので、もちろん一概には言えません。
 
 
しかし、自分がどちらかというとAさんタイプで、なんとなく人生がしんどい・・・という人は、上司に一言言われたといった場合だけでなく、他の場面、例えば、ここ一番のプレゼンなどでも、自分を追い込みがちで、本来の実力も思ったように発揮できないといったケースもあり得ます。
 
 
Aさん的な傾向がある人は、もしかしたらあなたのインナーチャイルドが、あなたの能力をアップしてくれるかもしれません。
 
 
では、やってみましょう。
 
 
まず、「自分がダメな奴」と思った実際のシーンを思い出してみてください。
 
 
例) XXさんにYYと言われ、惨めな気持ちになった。
 
 
次に、その惨めな気持ちをできるだけ、アリアリと、生々しく感じてみます。
 
 
(この辺が苦手、イメージできないという人は、その感情が、仮に、色形をもっているとしたら、どんな形で、どんな色をしているのか、イメージしてみてください)
 
 
次に、その感情になった初めての経験(ここでインナーチャイルド登場)を探っていきます。 あまり遡れないという人は、出来る範囲で大丈夫です。
 
 
通常、幼少期の体験に深く根差しているので、遡ってインナーチャイルドを見つけたほうが効果が高いです。
 
 
例) 小学校5年生のときに、XXにいじめられて、惨めな気持ちになった。
 
 
例) 中学校のときに、みんなの前で先生にからかわれ、腹が立った。 など
 
 
次に、そのインナーチャイルドと一緒にその感情を感じます。
 
 
例) あいつのあの言葉、傷ついたよね。ほんと惨めで居たたまれなかったよね。
 
 
例) あいつのあの言葉、腹が立ったよね。なぜあんなことを言われなきゃならなかったんだろう。など
 
 
次に、そのインナーチャイルドに対して、そのインナーチャイルドが求めていた言葉をかけていあげます。 惨めだと感じている チャイルドには、 「もう安心していいんだよ」などと、安心感を与えながら、いろいろな言葉でねぎらってあげます。(どれかグッと涙腺を緩ませるものがいいです。)  タッピングを併用すると、さらに効果的です。
 
 
 
(「怒り」のインナーチャイルドには、いっしょに怒りを感じてあげて、しばらく一緒にいてあげるようにします。 だんだん他の感情もわいてくるので、そのチャイルドをいたわってあげてください)
 
 
例) (自分みたいな大人がいたら守ってあげられたのに)辛い思いをさせちゃってごめんね。
 
 
例) もう大丈夫だよ。安心していいからね。
 
 
例) こんなに大変な状況に置かれたのに、よく頑張ったね。 
 
 
例)よく耐えたね。ありがとね。
 
など。
 
ここで感情がこみあげてきて、涙が出る、号泣しているなどとなると、効果がでている証拠です。 
 
感情を涙とともに思う存分、吐き出しましょう。
 
 
最後に、また、最近起こった(惨めさや、怒りを感じた)出来事を思い出します。 
 
 
最初に感じた感情をまた感じるかどうか、どれくらいの生々しさがあるか、チェックしてみください。
 
 
もし、ここでそれほど惨めさを感じなくなった、怒りが弱くなった、などとなっていれば、インナーチャイルドに癒しが起こったということになります。
 
 
上司になにか言われたとき、プレゼンなどで発表しなければならないとき、新規の顧客を獲得しなければならないとき、あらゆる場面で多くの人はいろいろな妄想を膨らませながらww、作業します。 
 
 
「このプレゼンでXXの企画を通したら、XXさんの目にとまって、昇進のチャンスかも。。。」
 
 
「XXで商談が成功しなかったら、YYさんに使えないやつだと思われる・・・」
 
 
「(ほんとはいっぱいいっぱいなのに)、自分は実力があるから楽勝にやっていると周囲におもわせなきゃ・・・」
 
 
そいういった本来やらなくてはならないことに集中できない、いろいろ考えてしまう・・・ということは、傷ついたインナーチャイルドなどが、息をひそめつつ、雑念を生み出している・・・ということが考えられます。
 
 
直観トレーニングの記事でも書きましたが、いろいろな感情の抑圧によって、エネルギーを消耗しているため、あなたに本来そなわっている実力を発揮できていない、ここ一番のときに集中できないなど、もったいないエネルギーの使い方をしている可能性があります。
 
 
インナーチャイルドは、当時、生き残るためにその感情を抱えたままずっと沈黙し続けてきたわけですが、それをずっとそのまま放置することで、今のあなたの人生に影響を与えていることもあるのです。
 
 
このインナーチャイルド・ワーク、地味な作業ですが、とても効果があります。
 
 
試してみてください。