常識や、

 

「正しい」ことよりも、

 

 

心のGOサインに従うことをおススメしていますが、

 

 

心がSTOP手サインを出すときもあるような気がします。

 

 

 

 

私がまだアメリカで暮らしていたころ、

 

半分日本の血が入っているわが子には、ぜひ日本文化を伝えたいと、

 

「正しい」母親を頑張っていたときのことです。

 

 

 

年末が近づいてきたので、

 

元旦は日本人らしく、

 

 

そうだ、初詣にいこうびっくりマーク立ち上がる

 

 

日本人、やってみようびっくりマークニコニコ

 

 

と予定を立てたのです。

 

 

 

私が住んでいた州には、いくつかのお寺や神社がありました。

 

 

 

しかし、私が初詣を言い出したにもかかわらず、

 

なぜか行きたくない・・・

 

 

 

心がモヤモヤするのです真顔

 

 

 

これといった理由もないのに、

 

とにかく、

 

行きたくない気持ちが日に日に強まっていくのです絶望

 

 

 

 

楽しいイベントなので、頭では楽しくなるよ~と唱えるのですが、

 

心が確実に、

 

その日が来てほしくないカウントダウンを始めました。

 

 

 

 

そして、とうとう初詣前日の大晦日がやってきました。

 

 

近くのスーパーに買い出しにいくと、

 

いま、ホラームービー観てる?というほど、

 

いきなり全身に鳥肌が立ったのですゲッソリ

 

 

 

顔をあげると、

 

翌日伺う予定の、お寺の住職さんが

 

目の前に立っていらっしゃるのですアセアセ

 

 

そのご住職とは面識が全くなく、

 

お寺のホームページをチェックしていたときに、写真でお顔を拝見したくらいでした。

 

 

 

しかし、住職を目にして私の体が動けなくなったのです・・ネガティブ

 

 

やっとの思いで、

 

隣の夫にさけびました。

 

 

やだ、やだ、やだーーーー!!!大泣き

 

絶対に行きたくない!煽り

 

 

 

全く面識のない、

 

何も悪くないご住職には、本当に申し訳ないのですが・・・アセアセ

 

 

 

日本人でもなく、

 

初詣になんの興味もない夫は、

 

 

「じゃあ、やめよ。やめよ口笛

 

 

と軽く返してきましたが、

 

 

 

そういわれると、

 

 

「決めたことはやり遂げるべきじゃない?」

 

 

「お正月はお正月のイベントすべきじゃない?」

 

 

と、「正しい」に凝り固まった頑固者が顔を出してくるのでした。

 

 

 

私は心のSTOPサインを無視して、

 

翌日、

 

お寺がある深い森に向かったのです。

 

 

私は高速道路を何事もなく運転し、1時間ほど経ったところでした。

 

 

 

突然、景色が一転したのです。

 

 

 

雪でした雪の結晶雪の結晶

 

 

しかし、時はすでに遅し。

 

 

 

つるつるに凍った路面は、車のコントロールを失うに十分な滑らかさでした。

 

 

 

氷の上の車は突然ブレーキがきかなくなり、

 

 

高速道路でスピードが出ていた車は、

 

 

まるで踊るかのようにクルクルと回ったかと思うと、

 

 

向きを変えて、

 

 

今度は高速道路を逆走しはじめました!!叫び

 

 

 

ほかの車も突然スピードを落としたので、

 

あちこちで、衝突事故が起こっている惨劇が目にはいりました。

 

 

 

もう終わりだと覚悟を決めましたが、

 

 

 

その後、車はそのまま滑って高速道路の壁に激突しました。ドンッドンッ

 

 

 

車は見る影もなく、廃車となりましたえーん

 

 

 

しかし幸いにも、

 

こどもと夫は軽症で、

 

私はかすり傷ひとつなく家に帰ることができたのでした。

 

 

 

私の心(魂)は何度も言ってます。

 

「だ・か・ら・・・・言うこと聞けって・・・・」

 

 

 

「べき」に囚われているうちは、

 

心のサインに従うことは、

 

勇気がいることかもしれません。

 

 

 

でもあなたの心も、

 

 

もしかして、あなたに話しかけていませんか?照れ