このところメンタルから、体調不良に陥っていましたMidoriです。

いつ頃からメンタルが落ちていたんだっけ?と思い返したところ、
それは亡くなった姉がわたしの夢に出てきた日からだと思い出しました。


今日は故人と、夢の話をします。
同じか もしくは似た経験がある方には心の地雷になるかもしれないので、ご注意を。





わたしは4年前に、6つ違いの姉を亡くしています。


昨年あたりからようやく心が落ち着いてきて、今はだいぶ立ち直れている状態だと自分では思っています。

もちろん、泣けてくる日もあるのですが
「まあ こんな悲しい気持ちになる日もあるよな。」と思ってサッと泣いてパッと切り替えられるくらいになっています。



今月わたしが見た夢の話をします。

夢の中で、わたしと姉は一緒にとあるバンドのライブを見るために会場を訪れていました。

座席を確認しながら「意外とステージ近いね!ほぼ最前じゃん!やったねー」なんて言いながら
テンション高めの姉が隣にいたのを覚えています。


本当に不思議なんですが、姉の夢を見る時
姉はいつもふつうにそこにいるんです。
日常と同じように、そこにいるんです。

そしてわたしも、ふつうに接していて「どうしてここに?」とか
「なんで生きてるの?」と思わないんです。

そこにいるのが当たり前なんです。


普段、現実世界で過ごしている時は
姉に似た後ろ姿の人を見ては目で追いかけ、
仲が良さそうな姉妹を見ると「いいなあ」と思ったり。

会いたいなって、心から思うのですが
夢の中で姉がいる時は なんてことない いつもの日常なんですよね。
特に会話もない、むしろ そっけない通常モード。笑


今この記事を目にしている方の中にも、大事な人を失った経験がある方がいるのでしょうか。

亡くなった大事な家族や友人が夢に出てきたことはありますか?
その時って、どういうシチュエーションだったんでしょうか?

聞いてみたいです。



わたしが最近、夢を見て気がついたことは二つあります。

どちらも切ない内容ですが…


ひとつめは、
わたしの夢に出てくる時の故人は老いないことです。


夢に、亡くなった姉が出てくることは結構な頻度であるのですが
たまに気づくんです。

亡くなった当時の姿から、姉は老けない。老けていない。

以前、夢の中で 姉と一緒に派手なメイクをして盛れたツーショを撮ろうとしていたことがあります。笑
二人して鏡と向き合って化粧をしているんですが、変なんです。

6つ違いなのに、わたしの方が年上に見える。

亡くなった姉はあの日の状態から変わらないのに比べて、わたしは当時からすでに4年 経っているのでそれなりに老けていて…。。

楽しい状況なのに、鏡に写った姉と自分の顔を見比べながら
なにか変だなあ〜 とぼんやり思うだけ。



夢から覚めた時に、故人は老けない!
だって、その人が老けた状態をわたしは知らないんだから!

気づいた時はショックでした。


わたしは二年前に、同い年で学生の頃少しお付き合いをしていた男性を事故死で失いましたが、

記憶に出てくる彼はやはり、当時の頃の姿なので


人が生きて、老いていく様を見れないのはさみしいなあ。。と思います。




そして、夢で気づいたことのふたつめ

これはスピリチュアルっぽくてとっても説明するのが難しいのですが…
そのまま話します。


夢の中で、わたしはひとり ある部屋にいてソファに座っていました。
壁は白くて、広くも狭くもない、綺麗な個室って感じ。


そして壁に一枚、大きな窓ガラスがついていて
隣の部屋が覗ける(というか見えちゃう)ようになっていました。

窓ガラスから隣の部屋を見ると、なんてことない
わたしがいる部屋と変わらない感じの無機質な空間でした。


違ったのは、そこに姉がいたことです。

でもちょっとおかしくて、窓ガラスを通して姉がいるのが見えるんですが
顔が見えないんです。

おでこから上、頭のシルエットでこれはわたしの姉だと完全に認識しているのですが姉は少し俯いていたので おでこから下が見えない状況でした。


おもしろくて、どうやら隣の部屋で姉はカラオケがしたいらしく(笑)
俯いていたのはカラオケのデンモク(曲を選ぶ機械)をいじっていたからです。

そこにいるのに、顔が見えない。
そんな状態の中カラオケが始まって音楽が流れてきます。


W-inds.さんの四季という曲です。


 




姉が人生の中で一番好きで一番よく聴いていたアーティストさんの曲です。


イントロが流れてきて、姉が歌い始めた時にわたしはハッと思い出したんです。


!!
お姉ちゃんの声だ!
久しぶりに聴いた!
そういえば こんな声だった!!


…わたしは姉の声を忘れかけていた!!!


亡くなってから4年、わたしはどこかで姉の声を忘れかけていたらしく、夢の中でその事実に気づいて


初めて夢の中で
姉は死んだんだ。もう会えないんだ。
壁一枚、窓ガラスで区切られた部屋でこんなに近くにいるのに
もう会えないんだ。そこにいるのはわかってるのに

事実に気づいて、涙が溢れて止まらなくなりました。
名前を呼びましたが、姉は歌に夢中になっていて気づかない…
というより わたしの声は届いていないように見えました。


それもまた悲しくて、わーっと泣いて過呼吸になりそのまま目が覚めました。


起きてもしばらく涙が止まりませんでした。


夢の中で「もう会えない人なのだ」とはっきり気づいたのはこの一度だけです。

これにはめちゃくちゃ堪えました。


わたしなりの認識ですが
わたしが見た夢の、同じ空間・壁一枚・窓ガラス一枚というのは

この世とあの世の差 というか
そんなものに感じました。


隣り合わせなんです。

だから近いのに、でも壁があって向こうに行けない。
この感覚は、他の言葉では言い表せません…。


わたしはずっと、人は死んだらお星様になる みたいな感じで
あの世=天国は わたしたちの頭上、空よりもさらに高い上の世界
この世=現実 今わたしが生きている地上

だとなんとなく思っていました。


でもこの夢を見た時にそのイメージは違う!ことに気づきました。

あの世はこことさほど変わらない、むしろもっと身近な世界だと。
天と地ではなくて まさに表裏一体という感じでした。



伝わりますかね。泣


もちろん、これはあくまでわたしが見た夢の話なので本当かどうかなんてわかりません。
知ったこっちゃないですよ。笑


でも、人の死と向き合って魂の世界について考えたり、自分がこれから生きていく世界について見た時…

出会った気づきとして「夢」は大きかったです。



この話は、普段 人に話す機会もなく
なんとなくわかってくれる人もいるのかな?と思い、
綴ってみました。



こうやってブログに書けるのも、今のわたしの精神状態があってのものだと思うので残しておきます。

大事な人を失った経験がある方の夢の話や、概念が変わった話なども、気になります。
もし良かったら、コメントいただけると嬉しいです。
書き逃げも歓迎です。笑


たまにはメンタル落ち込む日だってあるさー!
そんな時期もある!
とりあえずそう思って、今はなるべく好きなことをして過ごそうと思います♪


みなさんも良き日々を!




Midori