2019年4月13日 京都大学Gangsters戦
試合概要

試合は、西南のキックでスタートした。K#9田中の正確なキックで相手のミスを誘い、リターンを敵陣20ydに抑える好スタートだったが、そこから京大オフェンスが次々と進んでいき、先制点を取られる。
つづく西南オフェンスは京大に負けない力でゴール前まで進めることができるが、4-8となりFGを選択。35ydからの難しいキックをK#9田中が正確に決め、3点を獲得する。西南ディフェンスは京大をすぐにパントに追い込み、オフェンスにチャンスを作る。ゴールまで残り22ydのところでQB#16伊藤の、相手をよく見た抜群のパスがWR#80田中へ届きそのままTD、京大相手にリードして1Qを終えた。
第2Qは西南京大共にディフェンスの活躍が目立つ時間となる。西南のパスプレーにおいて京大ディフェンスがボールカット、さらに弾いたボールを仲間がキャッチしそのままゴール近くまで運ぶ素晴らしいプレーを見せた。西南はここでTDを取られるわけにはいかない。2downゴールまで6ydというピンチの状態で、DL#74佐藤がOLの間からQB近くまで攻め込み逆に行かせたところをDL#51管がQBサック。その後FGを決められたものの、西南のゴール前における粘り強さで相手にTDを取らせなかった。
さらなる追加点を狙いたい西南は、キックリターンの後の1プレイ目、去年名城戦でも見せたビックプレイがここで光る。ゴールまで残り82ydからQB#16伊藤の素晴らしい走りで一気にエンドゾーンまで運びTDを取った。このまま相手に追加点は与えず、京大を相手になんと17-13とリードして後半を迎えることとなった。

リードで迎えた後半、お互いフレッシュを許さず攻守交代がつづく中、西南のファンブルを京大がリカバー、大きなチャンスを与えてしまうと、そのままドライブを続け、逆転される。しかし西南オフェンスもここで粘り強さを見せる。ゴールまで残り95ydからのスタートという状態から、一度は4-1となるものの、パントでギャンブルに走り、なんとかフレッシュを獲得すると、その後はWR#15城代へのパスとQB#16伊藤の見事な走りで、ゴールに迫ると、その後のプレイで、QB#16伊藤は京大ディフェンスにタックルされながらギリギリでボールを投げると、その先で2人のディフェンスを上手くかわしたWR#15城代が見事キャッチしTD。さらなる追加点を挙げ、23-20と第3Qも無事リードで終えた。
迎える最終第4Q、ここまでリードを続けた西南の勝ちを想像した人もいるかもしれない。しかし4Q始まってすぐ、京大に一つ目のTDを取られると、その後も京大ディフェンスの圧倒的な強さでなかなか前に進むことが出来ず、第4Qになって合計3つのTDを奪われた。DB#2長嶋のインターセプトやオフェンスによる追加のTD獲得など、最後まで諦めなかったが、京大に追いつくことは出来ず、41-29という悔しい結果に終わった。しかし、関西の上位チームの後半まで続く体力と集中力に圧倒され、今後の西南にとって多くの気づきを得た試合となった。


編集
アナライジングスタッフ 佐藤伊音



今後、試合に来られなかった皆様が想像しやすいように、特に遠方での試合の場合はこのような試合詳細を掲載していく予定です👊🏻
これからも応援のほどよろしくお願いします🙇🏻‍♂️