こんにちは。
カウンセリングルーム・グリーンブリス
心理カウンセラー森玲子です。
わたし自身が生きづらさを
開放していった過程を
振り返ってみました。
前回
#6.わたしの心の中の冷たい目。
https://ameblo.jp/greenbliss/entry-12431608215.html
つづきです。
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通夜、葬式がすみ
いよいよわたし達は
火葬場へ向かいました。
火葬炉の扉が開けられ
奥の方から炎のゴーッという音が
わたしの耳に響いて
怖ろしくなりました。
父の亡骸が納められた
棺桶がそこに入れられる。
父に、もう二度と会えなくなる。
おとうさーーーん!!
わたしはとっさに
父の棺桶に駆け寄って
すがろうとしたのを
だれかに強く止められた。
おとーーーさーーーん!!
おとうーーさーーーん!!
容赦なく
棺桶が押し込められ
重いドアの向こうに消えました。
高校受験を控えていたわたしは
あっという間に
日常を取り戻していました。
今思うと、それは
わたしが子供だったからなんだな
というのがわかります。
そして、
父には悪いが
もしこれが母だったら
こんなにすぐに
日常を取り戻せなかったかもな、と
相変わらず心の冷たい目で
思う瞬間がありました。
小さい頃から
わたしにとっては
なんとなく遠い存在だった父。
子煩悩だったけど
一緒に出かけたともあったけど
楽しく遊んだという記憶もない父。
その絆の薄さ、という感覚が
父を早くに亡くすことになる
わたしの運命の予兆だったのかもと
思うことがあります。
そして、
父を亡くしたわたしの
その後の運命を
自分で決定づける瞬間が
やってくるんです。
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つづき。
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#8.父の代わりに、わたしが母を守る。
https://ameblo.jp/greenbliss/entry-12431949340.html
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