さてさて前回の続きです


イギリスで女性学を勉強したり、
消費者デモを目の当たりにしたことで、
ファッションの豊かさ、楽しさと
ファッションの倫理的な正しさの
バランスを考えるようになった

そしてそれらを同時に満たしてくれたのが

People Tree

というブランドとの出会いですキラキラ


ご存知の方も多いでしょうが
1995年にイギリス人であるサフィア・ミニーさんによってつくられたブランド、
ピープル・ツリーは
「フェアトレード・ファッション」、
そして「ファッション&エコロジー」を掲げているブランドです
人にも地球にも優しい、
なおかつファッショナブル(ここ重要)!なブランドです

フェアトレードは簡単にいうと、
途上国などの立場の弱い生産者をパートナーとして
彼ら・彼女らが経済的・社会的に自立できるよう、
きちんとした対価を払って、
貿易をしていく仕組みのことです
これによって
生産者は雇用の機会を与えられ、
持続的な生産と安定した、自立した生活が可能になります
チャリティやボランティアではなく
ビジネス・パートナーとして組んでいるところが、大切です
そうすることで生産者としての自負を生まれさせ、
たとえ時間がかかったとしても、
技術や品質の向上を促すことができ、
本当の意味での「自立」につながるのですから

ピープル・ツリーの服や雑貨、食品は
そうしたフェアトレードを介してつくられています

主にインドやバングラデッシュ、ネパール、ペルーなどといった
アジア、および南米の生産者と組んでいて、
草木染や手刺繍といった伝統技術や職人技を残して、生かしつつも、
日本の消費者にも受け入れてもらえるような
高品質でデザイン性を兼ね備えた商品開発を行っています

そしてまた、エコロジーといった面でも、
インドの小規模農家によるオーガニック・コットンを使用していたり、
石油や電力を使わない手織りの商品を展開していたり、と
徹底しています

だから、ピープル・ツリーの洋服を買うだけで、
途上国の生産者の生活を、
支えていけることになるし、
はたまた、
環境にも優しいエコ活動にもなっちゃうわけです


私がピープル・ツリーに出会ったのは
今年の4月ごろくらいだったと思います
就職活動に役立てようと、
毎週一回の夕刊のファッション特集を読んでいたんだけれども、
そのときちょうどピープル・ツリーの記事がありました

フェアトレード・ファッションときいて
また、オーガニック・コットンといった単語を見てみて、

「あぁ、きっとナチュラル系のブランドで
 あたしのテイストとは違うかなぁ~」

と思ってしまったんですが、
潜在的にファッションにおける道徳的な正しさを
追い求めていた私は
気になってホームページを見てみました

そうしたら驚くことに、
本当に、ファッショナブルなお洋服がたくさんありました!

何より惹かれたのは
デザイナーズコレクションと題された、
有名デザイナーとのコラボレーション商品です

最近ではツモリ・チサトやミハラヤスヒロ、
過去にはファウンデーションアディクトともやっていたらしいです
(余談ですが、ミハラヤスヒロとのコラボレーション商品は、
 宝島社「Sweet」でShihoちゃんが超かっこよーく着こなしていたので、
 すぐ売り切れだったみたいです)


もちろん、デザイナーズコレクション以外も
きれいなお洋服がたくさんでていますけれども、
こんな風に
最先端のファッションと、フェアトレードファッションが手を組むことは、
私にとって
本当に目からうろこの、完全なるブレイクスルーでした

だって
ファッションの楽しさと
ファッションにおける道徳が
きちんとそこに融合されていたのだから!

おしゃれを楽しみながら、
その影にいるかもしれない苦しんでる人のことを気にして、
罪悪感を抱くのではなくて、
むしろ、生産者の権利を守って、
彼らの生活を、いい方向に持っていけるのだから
これって本当に素晴らしいことだと思いませんか?


ピープル・ツリーに出会ったことで
それまで抱えていたちょっとした罪悪感が
解放されていくように感じました

ちょっとした意識を持って
買う商品を選んでいくだけで
ファッションを楽しむことが
何倍も何倍も気持ちよくなりました

それ以来、人だけではなくて、
環境にも優しいファッションに
注目するようになったのです


だから エコ×ファッション!!


といったトピックにたどり着いたわけなんです


「おしゃれじゃなくちゃ買ってもらえない。
 誰もが着たくなるかっこいい服を作ろう!」

とサフィアさんは奮起したらしいですが、
「おしゃれ」だからこそ、大きな大きな意味がある、と思っています虹