はじまりの日を決めて動き出す


桜のつぼみがあちこちでほころんで、
道端に咲く花たちも色とりどりで、
空は青くて、
風は丸くて、

まさに春!な感じの
今日この頃。

新生活スタートです。

先月いっぱい、最後の最後まで
ほんとにおとといまで
受験生を続けたムスメっ子。

残念ながらもう一年
がんばることになりました。

ムスメの進路が決まるまで
なかなか新生活の準備に
気持ちが向かなかったわが家ですが…。


さぁ!!
4月1日から新しいはじまり。
と決めて…。


春から高校生になる長男の
入学準備にもようやく着手。
ギリギリやーん…


そして、新生活に合うように
子どもたち念願のもよう替え。


男の子たちが力仕事を手伝ってくれて
すんなり完成しました〜。


なんだか止まってた私の心が
動き出したような気がして…。
ものすごくスッキリしたのです。



 

儀式が人を癒す


人間社会にいくつもある『儀式』。

こどもたちの成長を祝ったり、
死者を弔う宗教的なものから、

入学式や、卒業式など社会的なもの、

結婚記念日や付き合った記念日、
さらには失恋したときに髪を切るなど
とても個人的なことまで、

いろんな儀式があります。


ハーバードビジネスレビュー掲載の
ハーバードビジネススクール
マイク・ノートン教授の研究よると、
「儀式」が人の心を癒すそう。

新型コロナウィルスによるパンデミック下で、
世界中の人が不安や悲しみの中にいた時、
それを対処するために
「儀式」、それも私的なものが、
人々の心を癒す役割を果たしたという。


人は、喪失感を経験すると、
人生を自分でコントロールできなくなった
感覚をいだくそう。


研究では、作為的な儀式でも、
喪失感が癒されたらしい。


人は、儀式を実践することで、
自分で人生をコントロールする感覚を
取り戻すからだいう。


そういえば、ラグビー選手が
大切なプレーの前に行う
『ルーティーン』が
話題になったこともありました。


太古の昔から世界中で行われていた
死者を弔う方法は、
現代の私たちから見れば
どうしてそんなことを?と思うような
ものも存在します。


大切なのは、どんな儀式でも、
それを行うことで心の区切りをつけ
不安や悲しみがやわらぐということ。


私にとって、もよう替えが
儀式のひとつになったようです。




 

精油の力で…


もよう替えをするとき、

家具を動かして出てきたホコリを掃除して、
あたらしく家具を置く前に
フランキンセンスで拭き掃除。


フランキンセンスのパワーも借りて
新しい部屋にいいエネルギーが
周り出してる気がします。







いまは落ち込んでるムスメっ子。


毎日のルーティーンのディフューザー、
これも彼女にとって癒しになるといいな。


自分だけの区切りの儀式、
なにか見つけられますように。


新生活はじまりはじまり。
みんなが笑顔で、行ってきます!と
ドアを開けられる毎日になるといいな。