卒業アルバムに
ひと言メッセージお願いします!

高3のムスメが中学生の時、

卒業前に配られる卒業アルバムに

友達や先生からひと言を

書いてもらうのが

ちょっとしたイベントになっていた。


学年全体で、卒業前に数時間、

そのための時間を作ってくれて

親しい友達やお世話になった先生からの

メッセージを集めていた。


…卒業してしばらくたって、

そういえば…と覗かせてもらったら、


白紙のページにぎっしりと

いろとりどりのメッセージがあんぐり


いろんな先生の顔が浮かんでは、

あぁ、言いそう〜!と

それぞれの先生らしさが、

短いメッセージに現れていて…。


その中でもひときわ目をひいたのが、

力強い無骨なタッチで書かれた

その年に定年退職した体育の先生からの、

ほんの短い一言だった。






 

運がいいと思え!

私にはとにかくこのひと言がささった。


思春期どまんなか、

うまく行かないことを人のせいにしたり、

自分だけ不幸を背負っている気になって

周りと比べて卑屈になりがちな中3に


『運がいいと思え!』。


この当時のムスメは、

友達からのメッセージにばかり目が行き、

あまり響いてなかったみたいだった。


でも、それから数年たち、

高校でいろんな経験をして

精神的にも成熟してきたとき、

思い出すのはこの言葉だそう。


いつも機嫌がよくて、

型にハマった授業ではなく、

子どもたちの好奇心によりそいながら

自由にのびのびさせてくれる指導は

先生への評価がシビアな中学生女子からも

とても人気の先生だった。



昨日塾から帰る電車で

向かいの席に座っていたという先生。


声をかけられなかったことを

ものすごく後悔してたけど、


それと同時に

この言葉を思い出したらしい。


いつまでも残る

大切な気づきをもらえてたんだ。



 

心がいっぱいいっぱいで…

今はまだ、目の前のことで

心がいっぱいいっぱいになってしまって

感情のコントロールができなくて、

自分の境遇への感謝はできないけど

きっとこの言葉は、

ずっと心の底で、支えてくれる。


「寝たら明日になって、

 明日がきたらまた

 勉強しなきゃいけなくて

 もう、寝たくないーーー」


ってぼやいてたムスメさんえーん


でもこうして

あたたかい家があって、

自分はもちろん、家族がみんな元気で

勉強以外に心配がなくて、

力の限り勉強できる環境にいられることが

どんなに恵まれているか

気づく日が、いつか来るだろうスター


その時にまた思い出すのかな。


私は運がいい!





 

ネガティブな妄想に陥りそうな時は。。。

気になることがあって、

その気になることが頭の中でふくらんで、

どうしようもなく

ネガティブに加速しそうな時、

わたしがいつも心がけてることは、


ラッキーラッキーラッキー


と心の中で1,000回唱える。

犬の散歩中や、ふとした家事の時など。


昔、脳科学者の茂木健一郎さんが 

どこかのメディアで

いじめについての質問に対して

答えてたことが、とても印象的で覚えてる。


いじめられたり、いやなことがあったとき

脳の中でそれを消すとことはできない。

でも、全然関係ないほかの作業や、

違うことをすることで、

脳の別の領域を使って、

嫌なことの記憶の比率を
脳の中で小さくすることはできる。

だから、習い事や趣味で、
いろんな居場所を作ることが

有効だったりします。

(私の記憶だけなので、
 正確でないかもしれないです。。。)



「ラッキー」とか、「ツイテル」とか

そういう言葉で心をいっぱいにしてると

いつの間にかネガティブが少し薄らぐ。

茂木さん的な方法かな。



そして、中島みゆきさんの

時代』を歌うキメてる



こんな時代もあったねと

いつか笑える日が来るわ〜ルンルン



今まで生きてきて、

いろいろあった悲しいことや凹むこと。

そんな時の応援歌はみゆき姉さんでした。



トンネルを抜ける日はきっとくる。

いつかきっと、笑って話せる。



いまでも、この2つが

私のネガティブ乗り切り法です。



いつかムスメも、自分独自の

乗り切り方を編み出してくれることを信じて。



きっとトンネル抜けるから!



受験目前で、メンタルがあまりに不安定な

うちの受験生コンビですが…もやもや



日本全国にこんな気持ちの家族が

きっといっぱいいるんだろうな。



みなさんがいままで努力してきた力を

あますことなく出せますように…キラキラ


不安で寝れない夜は、

ひつじを数えるよりも、

ラッキーラッキーを唱えると

けっこう眠れますウインク