7月10日(日)が参議院選挙投票日。棄権せず、絶対投票しましょう。期日前の投票も可能です。
国民多数の意思を無視して、安保法制成立を強行した自民党・公明党の候補者は落選させましょう。
国民主権の主権者としての力を見せる機会は今しかありません。
安倍首相は憲法改正を狙っています。本人が言っているのですから。今は選挙に不利になるから口をつぐんでいるだけです。
選挙では争点隠しをすることに何度も騙されてはいけません。
ここで自民党・公明党・おおさか維新の会・日本のこころ等の与党と与党にすり寄る政党に参議院の2/3を与えると、安倍首相は、彼の理想、正真正銘の軍隊を持ち、世界中どこへでも派兵でき、武力行使が可能な国(自民党憲法草案がそうなっています)への変貌をはかろうとします。
憲法9条に基づく日本の平和主義は9条の改正・削除により崩壊し、戦争をする国へと坂道をころがり落ち始めます。
表現の自由などの基本的人権も、時の政権が決める「公共の秩序」維持のために大きく制限されるようになります。「公共の秩序」による規制は中国の憲法とそっくりです。
ねらっている「緊急事態条項」の制定は、ヒットラーが民主的な国家であったドイツに独裁政権を打ち立てた時に使ったものと同じ類の極めて危険なものです。絶対に制定させてはなりません。
安倍首相と取り巻きは、憲法により国民が権力者を縛る今の憲法の有り様(立憲主義)から、国家が国民に義務を課し国民を縛る憲法へと変貌を計ろうとしています。
私達の子どもが生きる時代に、日本が国外での武力行使が当たり前の国にしないために、軍拡で力を競い合う一発触発の危機に怯える国にしないために、今私たちがすべきことは、1票を野党共闘の候補に投票すること(一人区)、複数当選できる選挙区では、最大野党で平和主義を唱える「民進党」に票を集中することです。
共産党、社民党には申し訳ないですが、一番当選しそうな野党候補者に投票しないと死に票になるからです。
事態は緊急を要しています。
日本が平和外交に徹する国のままで居続けるか、軍隊を持ち海外で戦争に参加する「普通」の国、言論の自由も制限される国家優位の国家主義的な国への転落してゆくのを許すのか、分水嶺にあります。
7月10日のあなたの1票がそれを決めると言っても過言ではありません。
絶対棄権せずに、改憲勢力(自民党、公明党、おおさか維新の会、日本のこころ)以外の野党に投票しましょう。
改憲勢力に2/3以上をとらせたら、日本の民主主義は崩壊に向かいます!