「うちの檸檬はまだ実がつきません」
梶井基次郎 「檸檬」より。
えたいの知れない不吉な塊を心にかかえながら
町を歩いていて目に留まった檸檬。
手のひらの上の冷たい感触
その色や形の美しさ。
本当の美しさ。
本当の幸せ?
「つまりはこの重さなんだな」。。
美しいぜいたく品が買えなくなってしまったら
美しいぜいたく品を売っているお店にも入りたくなくなって、
檸檬を片手に入ってみたら
以前はすばらしいと思えたものに
ときめきが消えてしまった。
病んでいたり
不安でいたり
苦しんでいる時に
本当の何かを気づかせてくれる出会いが
この世界には満ち溢れているんだなあと思いました。
黄色く、みずみずしい
檸檬のように![]()
