昨日、スティーブン・スピルバーグ監督がリメイクした「ウエストサイド物語」を観てきました。
感想としては、オリジナル(ブロードウェイ版、1961年版)を観ている方が観ても、全く初めての方でも、今回の作品は賛否両論、色々と分かれるだろうなぁ… と
greenは前作も今作もとても素晴らしい作品だと思いましたが、あえて比較するなら、今作の方がやはり、スピルバーグ監督作品とあって映画色が強いなと感じました
そして前作より、トニーとマリアの「恋愛」部分を凄く前面に出してた感じ。
主役のふたりが、きちんとメインキャラになってた
前作はベルナルド役のジョージ・チャキリスと、其の恋人・アニータ役のリタ・モレノが濃すぎ?て、ラブストーリー的な部分が薄れてしまってた気がするのよね
だけど、根本的な主題である人種問題についての描写も、ちゃんとあって。
一番、おおっ!と思ったのは、キャラ設定かな。
プエルトリカン、白人… 視覚的にも違いがはっきり判る俳優さんを、配役してたと思う。
なので、こう言っては失礼かもしれないけど、ベルナルド役の方…チャキリスのようなカッコ良さは無いけど、ラテン系の動きとか、ボクサーの設定とか、ザ・ベルナルドって感じでとても良かったです
あと歌やダンスも、前作とは違う設定で歌われたりしてて。
迫力が増して引き込まれる場面も多く、また設定が変わることで新たな解釈も得られて、さすが巨匠だなぁとしみじみ思いました
前作、アニータ役で出ていたリタ・モレノが、今回、彼等を見守る?役柄で再出演しているのが、また…なんだか込み上げるものがあって、うるっとしちゃったし。
…と、ツラツラ描きましたが、もう一度映画館で観る予定なので、二度目はまた違う感想になるかも
どちらにしても名作になるものだと思うので、興味がある方はスピルバーグ監督作品のウエストサイド物語も、是非ご覧になってみてください
あ…お話も頑張ります(何時も言ってる)