12月10日は大杉さんの品川&荏原神社ツアーに行かずに(この選択、めっさめっさグラグラしたんだけどねぇっ)産土神社に行ってきましたの。

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私の産土さんは、父方の祖父の家の近所です。
小さい頃は、お正月を過ごすために大晦日に祖父宅を訪ねて、年越参りをしに行ったお宮が産土さんだと知ったときには、なんか嬉しかったな。

この前には参道があります。
普通のおうちが立ち並ぶ道ですが、灯籠があってお祭りの夜には火が入ります。お参りして、帰りは参道を元に戻らずに左右に分かれて帰るんですよ。

いろんなことをたくさん思い出しながら、急ぎ足で。鳥居くぐったら小さい子を抱っこしたご夫婦が社務所に向かっていきました。
ジョギングのおばさんや近所にお住まいらしい皆さんがちょこちょことお参りにいらしてて、そんなことも嬉しい。

お宮の補修工事の寄付金の石碑に、祖父の名前を見つけても嬉しい。今はいない人の残してくれたもの。

小さなお宮が横にふたつ。
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これが本殿。

本殿にお参りしていたら、なんだかもう胸がいっぱいになってきて、涙が溢れてきました。
「愛し愛されて生きるんだよ」なんて聞こえてきちゃって、今思い出しても感無量。

が!

私はこの日、フツーのマスカラを使ってたのです。
泣けばパンダになるのです!
泣けねぇ…っ(激爆)
一瞬で現実に戻りましたよ。

社務所でお守りとお札と、御神籤をいただきました。インターホンで出てきてくれたのはおじいちゃまで、若干お耳が遠いようでした。
でも、昔の話をしたら御神籤のお代をおまけしてくれたので(笑)、とっても嬉しかったな。

また来るねってご挨拶して鳥居を出て、ちょっと寄り道。
祖父母は9年ほど前に相次いでなくなりましたが、家はあります。
酒屋さんと新聞屋さんを目印にして、ちゃんと間違わずに行けました。
もちろん、今は知らない方のお住まいですが、そこで誰かが生活しているっていうのも、不思議に感謝が沸き起こるんですねぇ。

で。
歩いて駅に戻る途中、小腹が減りまして甘酒を。
酒粕のは久しぶりだったけど美味しかったな。


そしてこのあと、大宮に向かうのです