私は四国の高知県というド田舎出身です。

大学院卒業まで20年強の年月を過ごしました。

 

 

そんなド田舎いいところ。

食べ物がおいしい。自然豊か。時の流れが穏やか。人が優しい気がする。よさこいが楽しい。

 

一方で、良くないところ。

職が無い。チェーン店が無い(松屋、ドン・キホーテ、Loft、、、)、本州へのアクセスが悪い、本州からのアクセスも悪いのでアーティストが来てくれない、、、

 

 

まぁ、圧倒的に足りないものが多いわけです。

僕の好きな作品である有川浩さんの「県庁おもてなし課」でも『何もない』ということを売りにしているシーンがありました。

高知県民なら激しく共感できる内容でした。(笑)

 

 

そんな私も、大都会へ出る決心をしたタイミングがあります。

それが、新社会人になるときでした。

 

本社東京での研修が3か月。

その後は希望した関西で働く予定でした。(人事からも希望通りと何度か言われた。)

 

 

が、フタを開けてみるとまたもや四国の愛媛にとんぼ返り。

裏話だと、四国出身者が内定出た時点で人手の足りない四国への配属が決定していた模様。

まぁ、そういう都合もあるよなという理解もしつつ、『ふざけるな、人の人生をなんだと思っているんだ』という思い。

 

 

↓愛媛の拠点で働きだして2年経過時点での思い

・趣味活がとんでもなく大変。アーティストには会いに行かなきゃいけないし、日帰りなんてなかなかできないので費用がかさむ。

・地元が隣県とは言え、四国の地形上帰るのに時間がかかる。

・会社の扱う最新機器なんて入らない。都会で働く同期とどんどん差がつく。また、本社の管理から遠いのでローカルルールが多々存在する。新卒の私には何が正しいか判断つかない。

・20代後半の新卒で四国⇒30代からの中堅になった時に他拠点で使い物にならない。

 

 

挙げだすとキリがない。

正直不満だらけ。人生設計なんて迷いまくりです。

「こんな日々でいいのか?」と不安になります。

 

 

ですが、先日趣味活で神戸に行った時の事。

2時間ほど時間が空いたので、少し散歩をしました。

小腹が空いたので、カフェを探しました。

 

しかし、どの店も満員。

じゃあ買い物をと思ったのですが、家族連れやカップルだらけ。気まずい。

 

なんだか居場所が無いように感じました。

コンビニにトイレもない。

 

 

私は結局都会には合わない体質なのかもしれません。

まぁ、田舎で過ごした期間が長いので当たり前ではあるのですが。

でも現状だと「都会じゃやっていけなかっただろうな」という結論に陥りました。

 

 

世の中の30代手前の方々もこんな不安を抱えているのでしょうか??

独身で出会いもなく、ゲームなど一人遊びだけが上達していく。

仕事のモチベーションも薄い。

 

私の周囲は結婚したり、バリバリ働いています。

そんな友人たちを見て、焦りだけが募っていく。

今の状況を打破するには、正直転職して環境を変えることしか思いつかない。

でも転職活動する気力もなかなか湧かない。

 

 

どうしたものか。

相変わらず自分史上頑張っていた時期は大学院時代の研究活動から更新できません。

 

 

不安。焦り。存在意義は、、

世の中の皆さん本当に偉いです。

私はみんなのように生きられないし、30代手前になっても自分なりの生き方が分からない。

情けないねぇ。