19歳で『適応障害』と診断された私のこと⑨



2月の半ば、私は自分の気持ちが下がっていくのを感じていました。



「学校に行かないといけない」



その気持ちが呪いのように頭の中にこびり付いていました。






「私は大丈夫。」




「頑張れる。」





なんどもそう言い聞かせて過ごしました。






3月が目前に迫った時、私は母親の前で




「やっぱり学校いけんかもしれん…」



そう言いました。





「何言ってるん!頑張るって言ってたでしょ!」


そんな言葉が帰ってくると思いながらも

零さずにはいられませんでした。




しかし、母親の口から出た言葉は



「うん。学校やっぱり辞めようか。」



この一言でした。







「え?いいの?ほんとに??」



疑ってしまうくらいあっさり言われて戸惑いました。





「実はあんたがそうやって言うのを待ってたみたいなところはあったんよ。」



「母さんは辞めてもいいと思ってた。でもあんたが休学したいっていうから言えんかった。」




「辞めて実家に帰っておいで。」








言われて気付きました。


私が本当に欲しかった言葉はこれだったのかもしれない。





私は逃げてもいいんだ。




初めて逃げてもいいと思えた瞬間でした。