香りのとびら

香りのとびら

お香と私の世界観

Life is a miracle

前回の続きです。



母の食べ物への執着について


一日の食事の中で

これ食べたい、食べたくない

こんな味付けのもの

というのが

大抵の人はあるかと思います。


母は食べる事が好きで

人よりそれが強いように感じます。


昔聞いた話では

兄弟も多かったこともあり

あまり満足に食べられなかった事。


中学卒業後、自分だけ

進学させてもらえず

女中奉公に出され

その先での扱いがあまり良くなかった事。


多分こういう原因があり

一食一食にかける情熱が半端ないのです。


味付けはもちろん切り方

肉と油と砂糖は極力使わない

メニューの中には

必ず煮物を入れ食後にはフルーツ。


フルーツは甘いだけではなく

酸味が強いものを選ぶ。


お皿も吟味し

盛り付けは彩り良く見栄え良く。


まだありますが

こんな感じです。


特に味付け面や

素材の切り方には

なかなか厳しく

娘の私ですら色々言われてきました。



ヘルパーさんに頼まないのは

きっとこういう

こだわりからなのだと思います。


私も食べることが

好きだから分かるけど。


現実としては母自身はもう

長く台所に立つ事ができない。


現在は美味しくないと言いながら

宅配のものを頼んだり

私が作ったものを小分けして

差し入れしています。


だから余計に食べ物への

欲求が高まるのでしょう。


次回は

『真夏の日の出来事』について書きます。




写真(暑かった夏、実家からの帰り道)