少し話はさかのぼりますが、

今日記しておこうと思います。



今年の蟹座の季節は新月が二度あり、

これでもかというくらい

蟹座の意識を突きつけらていた感じがします。


 

蟹座は「家庭」というキーワードがピンときます。

固い甲羅で護られた安心できる場所

家の庭、ハートの庭


 

私にとって2020年はターニングポイント

節目になると

ずっと予感していました。



2019年後半から肉体とともに精神も

今までの棚卸し、大掃除、浄化、クリアリング、

そんなふうに感じずにはいられない

状況が続きました。




瞑想すると

突然

心当たりのない感情がやってきて

次から次々へと

涙があふれるのです。



冷静に観ている意識があって

何が起こっているのか、戸惑っていました。


それは今までにもやってきたことのある

過去世のものに違いないと感じるもの


それは引き受けて感じ尽すしかないと思い

たくさんの涙を流しました。



それは私のものではないと感じるもの

ありました。


誰の感情なんだろ?

いや

私の中にあるものなの?


ハートの深く深いところをみても

わからない




(ちょっと不思議ちゃんになってしまいますが)

ある日、瞑想していると

私が会ったことのない

父方の祖父の顔が浮かび

それと一緒に

身体を覆いつくすような、大きな

「無念さ」みたいなものを感じました。



祖父は、私が生まれる随分前に他界していて

実家に祖父の写真が飾ってありました。

小さい頃からずっと見ていたので、

顔は知っていますが、

祖父の事はほとんど知らないのです。



祖父は福島で時計屋をしていて

当時、舶来物の時計を修理できる職人は珍しく

住み込みの弟子が何人もいたと

聞いたことがあります。



あとは、

地元で、何か事業を起そうとする人は、

みんな祖父のところに相談に来るほど

人望の厚いひとだったらしいと、

いとこに聞いたことがあります。





今まで近くに感じたこともなく

祖父が何を伝えたいのかもわからず、

ただただ、無念さを感じて

涙を流すしかなかった。

何日も何日も



そしてしばらくすると、


祖父の存在は消えて



私は

すっかり空っぽの存在になりました。


瞑想していても空っぽ



そういえば、

大好きだった珈琲も飲みたくなくなり

水ばかり飲むようになり



飽きたころに

白いカルピスが飲みたくなりました


何年かぶりにカルピス買いました。

美味しくて毎日飲みました。



 

そして蟹座の季節に

今少し、ゆっくりと振り返ってみると

うちの「家族」は

いいチームだったなと思いました。



 

家族を最優先する、時にやりすぎな蟹座の夫



自由で天然でポンコツと言われつつも

コツコツと日々の暮らしを支え楽しんでいた双子座(月山羊座)の妻は私



誠実で、思いやりのある、頼れる牡牛座の息子



異常に視野が広く、瞬時に人の心を深く感じ取る

蠍座の娘



愛情深く家族愛に溢れるも、

暴走しがちな魚座の義父

(実は義母のことをとても愛している)



今や存在してくれているだけで安心感のある

福島なまりのド天然愛されキャラの義母

(実は一番忍耐強く芯が強い)

 

 

このメンバーがうまく調和するのです。

実家の母が

「あなたのとこは、本当にいい家族よねぇ」

と言うくらい

 

 

家庭を持って25年

1年1年が積み重ねで

今はどこを切っても喜びしかない

 

 

もちろん個々のジタバタ、大波小波もあり

家族の不協和音が心地悪いこともあったけど

すべての経験は智慧となりました。

 

 

社会でのキャリアは積んでいない

ほぼ主婦道しか歩んでこなかった私は


 

何も手にしていない



この25年間いったい何をしてきたのか?


はっとして

後悔の念が現れることがあります。

 

でも

私の存在は

そういうのいらない

って

はっきりわかってた



 

地位や名誉や富や肩書きや‥

何も手にしたくない

いつも手ぶらでいたい

 

いつでも誰かに手を差しのべられるように

いつでも面白いものをつかめるように

 

そしてただ生きることを

楽しみたかった

 

それが今生で一番にやりたかったことだから

天で約束したことだから

 


幸せをたくさん体験したかった

子どもを育てることもしてみたかった

それができる場所が「家庭」だった

それが私の居場所だった

それが私の生き方だった

 

そのことが

二つの蟹座新月ではっきりわかった


自らが選んだ道は

幸せだった

どの道を選んでもよかったけど、

この道は私の質を活かせる仕事だった


安らぎがある

喜びを感じる

いつも寛いでいられる


そこからまた

創造が生まれる

循環する


喜びが広がる

いのちがつながる可能性がある

継承する



 


 

2020年、息子を社会に送り出し、

2022年、娘を社会に送り出す予定。

 

ここで一つ、

使命が終わる気がしています。

天との約束を果たす

 

 

 

すると今度は天の願いが降りてくる

地上の器を一生懸命磨いたかい?

 


今まで培った智慧を持って

これからは

天の願いを

私に出来る事をしていくんだなぁ

きっと

 

 

そんなことを記しておきたかったのです。

 

 

明日からの

「青い月の嵐の年

すごいスピードで進んでしまいそうなので

戻れなくなる前に。





そして、今わかった



おじいちゃんも

家庭のやすらざを体験したかったのかなぁ



きっと

私の庭に来たかったんだ

カルピス飲みたかったんだって


また、涙があふれてきました。

多分これでおしまい。