英語長文の要約問題には一定のシェアがあり、毎年必ず出題する大学もある。
東大(1A) 、東京医科歯科大(6) その他探すのが面倒・・・
暇があればチャレンジして欲しい。東大は分量は少ないが、当然難解、しかも15分ほどで仕上げねばならない。東京医科歯科大は超長文だが内容は易しい。でもやっぱり時間がない。
私が高校生の頃は、こんな要約なんてできるわけがない・・・一読で解釈して、筆者の言いたいことを整理し、自分の言葉でまとめる・・・まず絶対に不可能だと決めつけていたものだ。仮に挑戦しても0点だろう。まだ京大タイプの全訳問題の方が対処しやすい。(と思ったら時代も変わり、京大も2問とも下線部訳になってしまったが)
ところが、ある大手予備校(医系主担当)の講師があっけらかんとのたまわった。「英語というものはねえ、結構単純で、大事なことは言い回しを換えて何度も言うんですよ、論文でもね。つまり要約なんてのはねえ、筆者が2度言ったことに線を引いて、それらを巧く繋げば出来上がりなんです」
んなアホな。確かにそういう傾向はあるけれど、そんな単純作業で合格点が貰えるような相手じゃないだろ?日本語から日本語の要約だってとてつもなく大変なのに。。。でも思い出せば、学生時代に読み込んだ論文でも、しつこいくらいそのような表現があった。念のためにCellをちょっと数ページ読み返したら、まさにその通りだ。きれいにAbstract がそうなってしまっている。追い討ちをかけるように、私の敬愛する別の大手予備校の講師も似たようなことを仰った。そして両者、確かに実績を出している。このやり方が「胡散臭いもの」ならば、東大はまだしも、東京医科歯科大には合格させられないだろう。
本題のセンター試験に移ろう。
長文系統の問題(3)~(6)では、それぞれ長文を通じての出題意図がある。日本中の受験生、教師、受験産業界の人間が監視しているので変な問題は作れない。他は省き、(3)Bの1問だけについて簡単に解説。要約の問題である。(英~英)
Fernando:As an actor, I like being a different person on stage. I'm basically a happy person. ~中略~ I can't easily imagine such drama in my daily life, so I prefer performing serious roles like that.
コレで解説は終了。設問29の解答は(3)しかあり得ない。中盤でも「悲劇的な役の方がいいなあ」と、連呼している。大事なことは2度、否、何度でも繰り返しちゃうんである。
今日は無茶苦茶簡単な例を出したが、出題者の意図がわかっている入試問題の場合は、それに対応した読み方をしないと容易な問題でも時間不足に陥る。他教科もそうだ。
過日、意識付けや対策のために数人の高校生に今年度のセンター試験の問題を解説したが、満を持して投入した「大事なことなので二度言いました」という渾身のギャグには誰ひとり、ピクリとも反応しなかった。自分の生きる世界がいかに狭いか、実感させられた。
東大(1A) 、東京医科歯科大(6) その他探すのが面倒・・・
暇があればチャレンジして欲しい。東大は分量は少ないが、当然難解、しかも15分ほどで仕上げねばならない。東京医科歯科大は超長文だが内容は易しい。でもやっぱり時間がない。
私が高校生の頃は、こんな要約なんてできるわけがない・・・一読で解釈して、筆者の言いたいことを整理し、自分の言葉でまとめる・・・まず絶対に不可能だと決めつけていたものだ。仮に挑戦しても0点だろう。まだ京大タイプの全訳問題の方が対処しやすい。(と思ったら時代も変わり、京大も2問とも下線部訳になってしまったが)
ところが、ある大手予備校(医系主担当)の講師があっけらかんとのたまわった。「英語というものはねえ、結構単純で、大事なことは言い回しを換えて何度も言うんですよ、論文でもね。つまり要約なんてのはねえ、筆者が2度言ったことに線を引いて、それらを巧く繋げば出来上がりなんです」
んなアホな。確かにそういう傾向はあるけれど、そんな単純作業で合格点が貰えるような相手じゃないだろ?日本語から日本語の要約だってとてつもなく大変なのに。。。でも思い出せば、学生時代に読み込んだ論文でも、しつこいくらいそのような表現があった。念のためにCellをちょっと数ページ読み返したら、まさにその通りだ。きれいにAbstract がそうなってしまっている。追い討ちをかけるように、私の敬愛する別の大手予備校の講師も似たようなことを仰った。そして両者、確かに実績を出している。このやり方が「胡散臭いもの」ならば、東大はまだしも、東京医科歯科大には合格させられないだろう。
本題のセンター試験に移ろう。
長文系統の問題(3)~(6)では、それぞれ長文を通じての出題意図がある。日本中の受験生、教師、受験産業界の人間が監視しているので変な問題は作れない。他は省き、(3)Bの1問だけについて簡単に解説。要約の問題である。(英~英)
Fernando:As an actor, I like being a different person on stage. I'm basically a happy person. ~中略~ I can't easily imagine such drama in my daily life, so I prefer performing serious roles like that.
コレで解説は終了。設問29の解答は(3)しかあり得ない。中盤でも「悲劇的な役の方がいいなあ」と、連呼している。大事なことは2度、否、何度でも繰り返しちゃうんである。
今日は無茶苦茶簡単な例を出したが、出題者の意図がわかっている入試問題の場合は、それに対応した読み方をしないと容易な問題でも時間不足に陥る。他教科もそうだ。
過日、意識付けや対策のために数人の高校生に今年度のセンター試験の問題を解説したが、満を持して投入した「大事なことなので二度言いました」という渾身のギャグには誰ひとり、ピクリとも反応しなかった。自分の生きる世界がいかに狭いか、実感させられた。