キッチンガーデンの計画をしようと思います。

まずキッチンガーデンに求められることをいくつか挙げますと、

・庭の一部として見た目にも配りょすること

・限られたスペースで多くの収穫をすること

・作業しやすい形であること

・無農薬栽培であること

などが挙げられるでしょうか。

見た目に配りょするというのは、野菜を庭の草花と同じように計画的に配置するということですが、意外と多くの課題があるものです。

野菜には見た目も美しく、例えばニラやオクラ、ニンジンのように花はまるで園芸植物かのようなものまでありますが、野菜を作るということはそれを食卓で料理することが前提ですから、食材としてよく利用するものを育てることが基本となります。

そのような中で見た目の美しさを満たすために、菜園の中にポイントとして園芸植物を利用するのもよい方法でしょう。田舎の広い畑でも園芸植物を育てる光景をよく目にしますが、これは仏前の花や玄関などの挿花のために育てる人が多いようで菜園の演出が目的でないことが多いように思います。

限られたスペースでより多くの収穫をするためには、まず野菜全体の日当たりを考えるべきでしょう。庭の草花のように、乾燥する場所や日陰などの劣悪な環境においてそれに適する植物を選び植えることで構成するということは野菜の場合難しいと思われます。

全ての野菜に十分な日当たりを確保するために利用できるのは、よくボーダーガーデンなどで計画される高低差を意識した植栽です。日の当たる方向を考りょして背の低い野菜から次第に高い野菜へひな壇のように見える配置を考えるといいように思います。

畝を長く、何列かつくり、そこに同じ種類の野菜が横方向にずらっと並ぶような格好になるでしょうか。

畝に関しては、水はけを満たしますし、管理や収穫のときの通路にもなりますからぜひとも作っておくべきです。

ただこの形の問題点もありまして、それは必ず低い野菜が南側、高い野菜が北側になりますから、南側からの眺めにしか対応できなくなります。それにより菜園の形や配置は極々単調になって結局見た目の配りょに欠けるのではないかという問題です。

そこで、多少の日陰に目をつぶることができれば、中心に背の高い野菜を植栽して、そこから同心円状に徐々に背の低い植物を配置する形はどうでしょうか。

このような野菜の塔をたてますと眺めるポイントは360度になりますからよりビジュアル的です。やはり太陽の位置によって中心の高い野菜の陰となる部分ができることになりますが、円形の畝からそびえるこの形は機能と美しさを備えているように思いますし、一度試してみたい形だと思っております。


夏から自宅で飼って音色を楽しんでいた鈴虫も弱りだし、産卵を前にするとメスは活力を得るためにオスを食べてしまうものですから、今家の虫かごには数匹の、鳴くことのないメスばかりとなっています。

そんな家の虫かごに先日、ツヅレサセコオロギが仲間入りしました。

家の中に迷い込んだツヅレサセコオロギを、最近めっきり寂しくなった虫かごで楽しませてもらおうと入れておいたのです。

褐色で、エンマコオロギなどと比べるとなんとも貧弱なコオロギですので、いじめられはしないかと少し心配になって所々にひっそり隠れられる場所を設けて同居してもらいました。

楽しみにしていた音色はその日の夜はまったく聞かれず、明けて次の日の朝にはじめて聞かせてくれました。

ピーピーピーピーピー (リーリーリーリーリー)

交通整理の笛の音を弱々しくしたような、小気味好い音色です。

夜はめっきり寒くなって外はだいぶんと静かになりましたが、家では小さな楽しみが加わりました。

去年ヒエの種が多くこぼれたようで、今年は田んぼにヒエが多くはこびりだしました。ヒエが大きくなる前に・・と思ってさっそく田んぼに出かけたところです。


朝から強い日差しが照りつける気持ちのいい天気で、今日は長ズボンをまくり上げて裸足になって草抜きをしよう!と意気込みます。予想以上に沈み込む足にくねくねと突くおたまじゃくしの感触を感じながら、たまに腰のコリを気にしながらも、稲の生長を感じながらの作業は気の満ちる思いです。


こんにちの田んぼの作業ではその全てで省力化が進んでいて、それで僕なんかは相当に助けられている、というかそうでなければ作業できていないというくらい恩恵を受けているわけなんですが、何か物足りなさを感じることもあるものです。作業しながらも稲や田んぼの環境と何か距離があるような・・


今日の作業は久々に腰を気遣いながらの作業だったんですが、どろどろの土と、頼もしく育つ稲と、スキあらばと狙っている雑草や、いつの間にか元気に泳ぎ回るオタマジャクシやヤゴなんかの生き物を感じられたことは僕にとって大きな収穫です。


田んぼに生き物がたくさん住んで、複雑に絡み合った環境の中でおいしいお米がとれる。それでいて作業はなるべく手抜きできて・・

欲張りすぎですね・・