長らくのご無沙汰でした。


かねてより闘病中の義妹が緊急入院したため、彼女が飼育しているワンコ(ミニチュアダックス)を預かることになり、その世話に奮闘すること12日間🐶


「おかあさん」と離れ、いきなり慣れない環境に置かれた不安もあったためかよく吠えたりもして、、老犬なので可哀想でもありいろいろと大変でした(お互いに)あせる


弟が亡くなった直後から始まった義妹の闘病生活は3年目になりますが、頑張っている彼女を私も力及ばずながらサポートしなければと改めて思っているところです。(ひとまず回復し退院)


ということでブログから完全に離れ、時折りTwitterで情報収拾などをして過ごしていました。


ブログを書く時間がなかったわけではないけれど、やはり心穏やかに幸せな気持ちで向き合わなければ書けないものだなと…

だからこそ「書きたい」と思える平穏な日常の有り難みが身に沁みたともいえます。


その間にもフィギュア関連ではさまざまなことがあり、その折々に書きたい思いはあったもののそれを全部ひとつの記事にするのは無理があるので、また追々綴ってみたいなと思っております。


楽しみにしていたSOIも終わりましたが(遅ればせながらあせる)3日間の生放送はとても贅沢な気持ちで鑑賞させていただきました。


今シーズン各大会で活躍をみせた選手たちが集結したスターズ・オン・アイス❗️

シーズン終了直後ということもあり、試合さながらの迫力で魅せるプログラムはみな秀麗で素晴らしく、一人一人の演技に気持ちが入り込んでいきました。


自分でも何故か分からないのですが、どの選手の演技を観ても胸が熱くなり自然に涙がじわ〜…と。


グループナンバー「カイト」の高志郎くんと友野くん、そして舞依ちゃん、新葉さんの優しく美しい演技に涙あせる


三原舞依ちゃんや"りくりゅう"はいつものことですが「Hallelujah」を滑った紀平梨花さんにも😭あせる

引退を表明したばかりの宮原知子さんのプロ初舞台の演技にもぼろぼろと泣きあせる


はたまたネイサンにまでも泣けてきたのには我ながらちょっとびっくりでした。(大願成就の五輪金メダル獲得や引退のことなどが駆け巡っての思いだったのかも知れない)


もちろん昌磨くんも!

「世界選手権・金メダリスト…」のアナウンスを聴いただけで込み上げてくるのでしたが、五輪シーズンを攻め抜き、戦い抜いてきた彼が最後の最後に大きな成果を掴みとることが出来たという喜びと深い感慨がありました。


そして演技…久しぶりに観た「グレスピ」は大地を踏み締めるような野生味はやや消え、滑り込んできた余裕と余韻を感じさせる洗練された動きは大人になった「Great Spirit」という印象!


初見から私の心を捉えて離さなかった「オーボエ」もこれで見納めかと思うと名残り惜しくて寂しくて…過去プロは滑りたくないという昌磨くんだから汗(グレスピは別らしい)


録画を観ればいいようなものの、今現在の彼が演じる「オーボエ」はもう観られないという"かなしさ"ですが、しかし間違いなく『名プロ&代表作』となった「Oboe Concerto」をしっかりと目に焼き付けておきました💓


そんなわけで、今年のSOIは何か特別な感銘を受けたアイスショーであったように思いますドキドキ


全体通して登場場面が多く、充実感に満ちた表情で滑っていたネイサンはカッコよく素敵でしたが、個人的には常に舞依ちゃんの隣で嬉しそうな笑顔を見せていたネイサンの印象が強く残っています照れ(かつてホットな噂のあったお2人が微笑ましく思えたので)
実際はどうあれ、お2人の楽しそうな様子が心を温めてくれました。

何だか嬉しくなって撮らせていただきました😅

昌磨くんも優真くんも楽しそうでしたラブラブ音譜



五輪メダリスト揃い踏みが壮観です✨


✨まさに芸術作品✨

スポニチ様より画像を拝借しました。感謝♡


そしてなんとSOIを終えるとそのままスイスに旅立ったという昌磨くん。

次のアイスショー、PIWまでに新プログラムをステファン先生に振付けてもらわなければならないので1日の猶予もなかったのでしょう。

ステファンプロはおそらくFSではないかと勝手に推測していますが、五輪後の充実期でありチャレンジングなシーズンにどのようなプログラムを「ショーマ」に授けるのか(鬼プロ👹)、、想像しただけでワクワク!ゾクゾクしますラブラブ

  *・゜゚・*:.。..。.:*・'・*:.。. .。.:*・゜゚・*

SOI最終日の翌日放送された「報道ステーション」の宇野昌磨×松岡修造対談ーー良い特集でしたドキドキ

シニア参入以降、昌磨くんをずっと見てこられた松岡修造さんが彼の変わりように驚かれるのも解ります。


かつての彼は修造さんとの会話ではよく「僕はネガティブなので…」と言い、試合では結果より練習の成果が出せればいいと言ってきたのですから!(名古屋ファイナルの時にはさすがに「みなさんの期待に応えられるように頑張ります」と。)

ただ、結果としては優勝に迫る2位であり続けていたころの昌磨くんを「ネガポジくん」とも称しておられましたが…😅


(時間制限があるため分割しました。)





すべての言葉に人柄が滲み出ていると感じますハート


彼はフランス杯2019を分岐点と言っていましたが、客観的にみれば過去には何度もターニングポイントがあったように思います。


そのつど転んでは起き上がり、転んでは立ち上がり…幾度もの失敗から学び自らを成長させてきた先に今があるのでしょう。


そこで感じるのはジャンプに関して彼は失敗をし尽くしたのではないかということ。苦節5年の3Aのように(独断あせる)


失敗の達人…というと語弊があるけれど、失敗しそうな時は「ちゃんと失敗してやろうじゃないか」という悟りと達観の境地に立っているような気がするのです。

中途半端になんとか降りていてはいつまで経っても安定したジャンプは自分のものに出来ない、として根本的に修正しようとしているのではないかと…

事実、ジャンプの質は確実に向上している。


唯一、失敗を避けたジャンプ「4T-3T」がありましたがそれさえもついに五輪で「パンドラの箱」を開けた彼は団体戦、個人戦ともに挑み、世界選手権でも臆せず跳んで成功させました。


「五輪ではどんな結果も受け入れる覚悟がある、自分の成長を止めてまで結果には拘らない」

との言葉通り、鬼門と言われ続けてきた4T-3Tに挑み成長へと繋げたのでした。(これまで足枷になっていたSPを克服したのは大きい)


失敗を怖れて逃げるより挑んだ結果から学ぶことが自分を育てることになるという覚悟だったのでしょう。


また、刑事くん、友野くん、昌磨くんの3部構成「Now Voice」で昌磨くんが「公式練習では本番のようにまとめるのではなくナナメって失敗しそうなジャンプはちゃんと失敗して、無理やり力でねじ伏せるのはやめようと思った」と話していたときに思ったのですが、現在の彼はその失敗を本番で修正できる自信をつけてきているのだろうなという。


以前と違い(失礼あせる)試合で転倒しそうな気がしないのです。

その要因として靴が足の一部のようにフィットしている影響もあると思われますが(7割ラブラブ)、彼自身が離氷のタイミングや軸の作り方、着氷の姿勢などの「コツ」を掴んだのかも知れないなと感じます。


観察力、洞察力、勘の鋭い彼は優真くんとの練習でそれらを自分なりに工夫して身に付けたのかも知れないなとーー


彼は今、これまで踏み固めてきた揺るぎない土台の上に一つずつ確かな技術を積み重ねていき、未知なる自分を求めて歩み出したところではないでしょうか。


「僕は負けず嫌いですし、アスリートなので上を目指すことは変わりないけど、今は挑戦しているとき。

うまくいかない時の方が多いと思う。

その時に諦めて今まで歩んできた自分の知っている道を歩くのではなく、いま歩き始めたこの難しい道を最後まで歩んでいきたい。」ーーハラスポより。


昨年のオフにそう言っていた彼は「有言実行」を貫き通し世界の頂点に上り詰めました。

優れた身体能力と凄まじい意志の強さで・・・


そして世界王者になっても驕らず弛まず「宇野昌磨」らしくあり続けようとする彼をファンとして誇りに思います✨




✨平昌五輪銀メダリスト

✨北京五輪胴メダリスト

✨世界選手権2022金メダリスト

素晴らしい栄冠を手にした昌磨くんですが、今後はもうそれらに縛られることなく我が道を邁進していくことでしょう❗️



私が「宇野昌磨選手」を熱心に応援するようになった原点と言えるのはシニア初の世界選手権「ボストンワールド」ですが、彼の大きな転機となった「フランス杯2019」も原点の一つとなりました。(時々振り返ってみるとその後の成長がより嬉しくなったりしますピンク音符)


教え子を世界一に導いたコーチと、世界一のコーチにした選手の図…

世界一になった選手のファンも嬉しい💓


画面スクショ、画像、記事など拝借しました。感謝♡