昌磨くんの今季フリープログラム曲が発表され、ファン界隈にどよめきが走りました。
そして歓喜の輪は波紋のように広がっていったのでした。

興奮冷めやらぬ中、ファンの想いもいろいろ…
フォロワーさまから寄せられた沢山のコメントより一部抜粋させて頂きました。
有難うございます♡

音譜大人っぽくて昌磨くんのスケーティングが生きる曲。
音譜ジャンプはいらない、ステップやスケーティングだけで堪能出来そう。(そうはいかないけれど)
音譜失恋ソングの切ない曲は昌磨くんに似合う。
音譜素敵な曲、歌声に惹かれる。
音譜ジャンプが入れにくそう、チャレンジングな選曲。
音譜メリハリがなくて手こずりそう。でも昌磨くん次第で名プロになるかも。
音譜SPとFSの曲調の対比が良い。
音譜短期間での突貫作業で振付けできたことにびっくり。
音譜昌磨くんが「楽しい曲」というのは彼の心が楽しく心地よく滑れるということなのだろう。
音譜リズムが一定でジャンプが跳びやすいかもしれない。
音譜昌磨くんが選ばなかった方の曲はどんな曲だったのか気になる。

などなど、みなさんのご感想にひとつひとつ頷きながら、そのどれもが「言えてる…ウインク」というものばかりでした

そしてワイワイ言いながらもファン全員に共通しているのは新プログラム曲の発表が嬉しくてしょうがないラブラブということです。

これほどまでに喜びが溢れている背景には昌磨くんが異例の体制で新シーズンを迎えることになったということもあるでしょう。

生まれ育った名古屋で、すべてにおいて恵まれた環境のなか何不自由なくスケートに打ち込んでいられた彼がある日突然、身一つで孤軍奮闘することになり先の見通しも立たないなか、シーズン直前までプログラムさえ決まっていなかったことがファンの心を翳らせていたのかも知れません。

私もその一人。
曲名発表からの興奮で気持ちが上ずっていたため、妄想の世界に没頭していました(^^;;

その後、何十回となく繰り返し聴いた「Dancing On My Own」ですが、最初のうちは失恋をテーマにしたストーリーなのにお洒落な曲だな、という印象でした。

そのうち少しずつ違うイメージが湧いてくるようになり…

初めはソフトでちょっと切なく甘いメロディーだと思っていたのに聴いていくうちに、張りのある歌声は力強く感じるとともにどこか懐かしいような郷愁に似たものが胸に迫りくるのです。

幾度となく聴いたと思われる昌磨くんがこの曲を選んだ理由が何となく分かるような気もしてきたり…

デウ”ィッドさんから選曲を求められたとき、そして選んだ曲で振付けをしているとき、歌詞の意味などアーティストの作意も伝えられたと思うのですが、昌磨くんにしてみればおそらくそういうことは意識していないことなのではないかと思います(^^;;

「兄・宇野昌磨」の本にも書かれていたように彼は作曲者の意図する意味などはむしろイメージの邪魔になるので事前の情報はいらないといつも言っているのだとか…

彼にとってプログラムの世界を創るために必要なのはメロディーとリズムだけなのかもしれない。
意義づけよりも音楽があれば良いのではないかと…
曲の解釈は自分の感性で決めるものだと思っているのではないかという気がします。

彼にしてみれば恋の物語も失恋も、また壮大な闘いのスペクタクルを想定した曲であったとしてもその内容を参考にして表現したいわけではないのだろうと思えてしまうのです🤭あせる

私の単なる思い込みですが、もしかしたら・・
Dancing On My Own も曲調とボーカルの音質の耳触りが良かったので選んだのかもしれない。
そんな心地良い曲に乗ってリンクを漂うように滑ってみたかったのかも知れない。

オーケストラの演奏する重厚なクラシックだと、より緊張感が増すけれど軽快なポップスならEXのノリでジャンプも構えて跳ばなくていいような気がしたり…

ミスをしてもプログラムの世界観を壊さず、テヘッてへぺろな気分で済まされるかもしれない。

そしていちばん感じたのはネイサン選手やボーヤン選手たちがニコニコと楽しそうにプログラムを演じていることに憧れのようなものを抱いていたのかも知れない、ということでしたラブラブ

ちょっと羨ましかったのかな、と。

いちファンの私がそう感じていたということは満知子先生などは常々考えておられたのではないかと思えてなりません。
(巣立ちを促した理由は他にもいろいろあったと思いますが…)

しかしそのようなデリケートなことを昌磨くんから言い出すことは絶対にあり得ないので、敢えて先生のほうから切り出されたのかなというふうに考えていますが、彼も公式インタビューでそのあたりは「僕はこういうことをうまくまとめられないので言うのをやめときます」と、話していたと思います。

満知子先生の、身を切るようなご英断が昌磨くんの背中を押したとすれば本当に頭が下がる思いがします。

それによって昌磨くんのみならず、多くのファンもこれから彼が新境地を開拓し成長していく姿を見られるであろうことに心から感謝したい気持ちになりますドキドキ

THE ICEの放送で佳菜子さんが、新しい出発をする昌磨くんに贈る言葉として「これまで教わったことに加えてさらに新しい技を取り入れたら更に強くなるんじゃないか…」というような話をなさっていたのが印象的でした。

山田コーチ、樋口コーチのもとでしっかりとした下地が出来ているからこそ彼はそれをさらに磨いていかなければならないと自分に言い聞かせているように思えるのです。
巣立ちを決意した時からの僅かな期間の中でも一回り大きく成長した彼は、今シーズンを通してもっともっと逞しい大人のスケーターになっていく予感がします照れ

冒頭の画像はDHCのメイキング映像からのものですが、CM撮影用の演技さえもお気に入りの曲を聴いて滑ればあのような表情で自分の世界を創り出せる彼は真からの表現者なのだろうなと感じたもので、載せてみましたラブラブ

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