満身創痍ーー
誰が、というよりフィギュア界の未来を担うべき大切な選手たちの殆どが体のどこかに故障を抱えているといっても過言ではない現状ーー
技術の進化とともに身を削るような練習の繰り返しによって生じる選手たちの怪我を見るにつけ、フィギュア界全体が満身創痍なのではないかという気がします💦
☆GPシリーズアメリカ大会☆
男子が終わりました。
第３戦ー中国大会が思い起こされるようなミス多発の今大会、会場の熱気とは裏腹に各選手SP FS ともに低調な男子シングルでした。 (唯一光っていたのはネイサン選手のSP 104､12点)
↑転倒した時に右肩を脱臼したような仕草があったものの最後までレベルを落とすことなくプログラム完遂で見事２位！
↑ミーシャ･ジーさん振り付け！
フランス大会で自ら選手として銅メダル獲りながらアメリカ大会では振り付け師として。素敵なプログラムでした
｢絵｣になる･･ボロノフ選手
｢絵｣になる･･ボロノフ選手
円熟味のある演技がとてもいい
↑演技後、NHK杯では日本語で｢ツカレタ｣と仰ってました。
SP５位でFSに臨んだイスラエルのサモーヒン選手、演技が始まってまもなくの転倒時に左肩脱臼でやむなく棄権💧
SPで良い演技だっただけに惜しまれます。
無良崇人選手は実力出しきれず７位。
全日本で頑張って欲しい。
１位から４位のボーヤン選手までがファイナル進出決定です
(ボーヤン選手とジェイソン選手の獲得ポイント同点ながら、得点数が上回ったボーヤンに決定)
４回転新時代に突入してからというもの、SPで100 点、FSで 200点超えなければ表彰台に上れないことが当たり前になってきたような昨今ですが、久々に見る点数の並びです。
ネイサン選手は右足のブレードがSP滑走中に欠けたので取り替えた影響もあったとか。
ボーヤン選手は怪我の加療中という💦
今シーズンのGPシリーズを通して見てみると調整が万全でない選手が多かったように思います。不調の原因はさまざまあると思いますが、先シーズンから目立ってきた怪我や故障の選手たち。
今シーズンは更にその人数が増えて、程度の大小はあれど無傷の選手はいないのではないかと思ってしまいます😓
勝つためには一点でも多く獲れる高難度の技を構成に入れ、過重な負荷を承知で跳ぶ！
体への負担は４回転を跳ぶからというだけではなく、４回転ジャンプで消耗した体力は他のコンビネーションやステップで更に疲弊して、結果的に腰、股関節、膝、足首に無理をさせることになるのでしょう。
平昌後に改正されるというジャンプの基礎点の引き下げとGOEのプラス効果によって４回転競争が緩和されることも考えられますが、実際は始まってみないと分かりません。
国内でもこれからファイナル→全日本と厳しい戦いがあり平昌で集大成をと目指して頑張る選手の体が気掛かりでなりません。
昌磨くんとて例外ではないかも知れないと、少し心配ではあります。
フランス大会の、原因が分からない不調というのがインフルによる練習不足だけならいいのですが･･
昌磨くんは膝や足首が柔らかいらしいので比較的怪我はしにくいのかなとは思いますし、コケかたも上手に転ぶのでその点の不安は少ないのかもしれません
(フランス大会の３連続の転倒は痛そうでしたが💧)
名古屋ファイナルまであとわずか･･
体調も快復し、ジャンプも正常な状態に戻って笑顔で練習していてくれますようにと祈っています
昌磨くんブログでまた失礼してカープ話を😅
11月25日に広島カープの本拠地でリーグ優勝パレードがありました
クライマックスシリーズでDeNAに破れ日本シリーズには進めませんでしたが、ファンへの感謝を込めて💞ということで行われました。
そして３０万人のファンが選手たちのリーグ戦の健闘を讃えたのです🌟
前回の投稿で昌磨くんの中傷記事に心を痛めたということを書きましたが、この広島カープのパレードを見て改めて感じたことがあります。
カープはリーグ戦をぶっちぎりで勝ち抜き、日本一目指してCSに臨んだのですが残念ながら敗退してしまいました。
２勝３敗で王手をかけられ(先に４勝した方が勝ち)迎えた広島スタジアムでの試合ーー
カープは意地でも負けられない試合で守りに入り、挑戦者DeNAの大胆な攻めに破れました。
本拠地のホーム球場でDeNAの胴上げを目の当たりにしたファンが悔しくないはずがありません！
でもその満員のスタンドでどこからともなく始まった拍手は、しまいには万雷の拍手となって相手チームを祝福したのです
カープ選手のフェアプレーを支えているファンのフェア精神に胸を打たれました
負けた相手の健闘や勝利を讃える姿は美しいな💞と清々しい気持ちになったことを思い出したパレードでした
