にのあい妄想です。
お気をつけて。
*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜
「そんでさ、俺、その日、とんでもない夢見たのよ。」
「へぇ。どんな?」
なんて、軽い気持ちできいたんだよ。
それが間違いだった。
「あのね、カズとちゅーする夢。」
食べてたご飯粒が変なとこに入って、げほげほむせる。
もうさ、ほんと食ってるときに変な事言うのやめてよ!
「わ、大丈夫!??」って慌てたあいばさんが水をくれる。
「げほっ…ありがと…」
ごくごく水を飲んで、なんとかコップをことん、とテーブルの上に置いて、姿勢を正す。
「…な、なに?どした?」
「おれ、まぁくんに謝ることがある。」
「えっ、なに? 全然心当たりないんだけどっ…。ま、まさか、他に好きな人がっ…いてっ」
はぁ!? 何言ってんの!?
んなことあるわけないだろーが!っていう気持ちをこめて、あいばさんの肩をべしん、と叩いた。
「毎日毎日一緒にいて、いつ他の人に目移りできんの! そうじゃなくて! …あの…。…。えーと…。」
ほんとは。
墓場まで持って行くはずだった秘密。
まさかこんな一年後に白状することになるなんて。
「ごめん、去年泊まった時、寝てるまぁくんに、勝手にキスした。」
がばり、とテーブルにおでこがつく勢いで頭を下げる。
「………え?」
ってあいばさんの呆気にとられたような声が頭の上から降ってきて、もうなんか。いたたまれなくて頭をあげられない。
「……き、きす?」
「うん。」
「じゃああの夢は夢じゃなかったってこと?」
「や、夢は夢だと思う。まぁくん、ぐっすり寝てたから。」
「そうか。 酔ってたしな…」
「…うん、ごめん。」
ごめん、に返事がなくて、ますます頭を上げられない。
「……カズは。 いつから俺の事、好きでいてくれたの? 去年の誕生日には俺の事好きになってくれてたの?」
「うん…。いつからかなんてわかんない。出会ってすぐ、くらいだよ…。」
「まじか…」
うう、今度は照れくさくて顔が上げられない。
って思ってたら、肩にあいばさんの手がかかる。
「カズ。顔見せて。」
「…。」
恐る恐る顔を上げると、甘い顔をしたあいばさんと目が合う。
「そのおかげで今幸せなんじゃないの?俺。 だからあやまんなくていいんじゃない?」
「……。 相変わらず小っ恥ずかしいことサラリと言うね。」
「なーんだよ、どこが小っ恥ずかしいってゆうのよ!」
まさか『今幸せ』とかいうのを微塵も小っ恥ずかしいとおもってないってこと?
「いやー、俺にはとてもとても。小っ恥ずかしくて言えないわ」
って言ったら、あいばさんが可愛くないことを言った俺の口に、ちゅ、と音を立ててキスをした。
「…カズも。しあわせ?」
「…っ」
あのねぇ。
そういうの、全然言えないの、知ってんでしょ?
そんでね、幸せなのなんて、きかなくたってわかってんでしょ?
それなのにおれに幸せだって言わせようとすんの、あいばさんはたまに意地悪だ。
だから。
「想像にお任せしますよ」
って言ってお返しにあいばさんの口を塞いだ。
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
一緒だと最高!
まさかこの夏の時期に出会えるとは!
あの短いメイキングの中にめちゃくちゃにのあいが詰まってて、何度でも見られる…
並んでる二人が見られて、ほんとに嬉しい…
全然当たらないと思ってたら応募総数25万!
今年はご縁がありますように♡