にのあい妄想です。
お気をつけて。

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Side A


え?え?

詳しいことはにのから聞きなよ。ってどういうこと?

きょとんとしてると、翔ちゃんが

「俺さぁ、相葉くんとにのが二人で楽しそうにしてんの、見るの好きなんだ。だから。これからも幸せそうな二人、みせてよ。」

「…翔ちゃん! それって…」

翔ちゃんは、にっと笑って「そういうこと!じゃあ俺行くわ」
と病室を出ようとした。

「待って!翔ちゃん。」
翔ちゃんをにのが呼び止めた。

「……さっきは、ごめん。…ありがと」

そんなにのの言葉に、翔ちゃんは片手をあげて、病室を出ていった。


え…これって、翔ちゃんも俺達のこと、認めてくれたって思っていいんだよね??
でも、なんで突然?

「ねぇ、カズ? 詳しいことってなに? ごめんねってなに?」

にのにきいてみたけど。全然振り向いてくれない。後ろから見てても耳が赤いのがわかる。
翔ちゃんと何があったの…?

俺はちょっと不安になって、にのの顔をちゃんと見たくて、にのの肩に手をかけてくるりと振り向かせた。

振り向いたにのは、顔と耳を赤くして、口をきゅっと結んでいた。 あ、これ、恥ずかしい時の顔だ。何がそんなに恥ずかしいのか、俺にはぜんっぜんわかんないんだけど。

でも、かわいいからもうなんでもいいや。

俺はもう一回にのを腕の中に閉じ込めた。

「何がどうなってんのか、俺にはサッパリだけど。無理にきいたりしないから。」

と言うと、腕の中のにのが俺の胸に顔を埋めたまま話し出した。

「…………やきもち、やいた」

「へ?」

「…翔ちゃんに。やきもち。やいたんだ」

え? もしかして。

「もしかして、翔ちゃんが先に俺んとこ来てたから?」

にのは腕の中でこくん、と小さく頷いた。
「翔ちゃんにも、ばれた。おれがやきもちやいたの。きっと酷い顔してた。翔ちゃんに悪いことした。…まぁくんはおれのなのにって。きっと顔に出てた。」

「…カズ…」

なにそれ、俺的にはめちゃくちゃ嬉しいじゃん!
俺が翔ちゃんとお揃いのパンツ履いててもなんにも言わないし、俺が松潤に抱きついたこと話しても、全然平気だったから、もうその辺はどうでもいいのかと思ってた。

「パンツは翔ちゃんとお揃いだけど、俺はカズのもんだよ!!」

「…ふふっ。なんで今パンツの話なの。」

あ。笑った。嬉しい。

「カズ、顔見せて」

と、少し離れて両手でにのの顔をそっと包んで上を向かせた。
ちょっと潤んだ茶色の瞳と、ピンクに染まった頬がめちゃくちゃ可愛い。
恥ずかしいのか、俺からふっと目を逸らすにの。
そんなとこも、ほんっとに大好きなんだって!

にのがかわいいやきもちをやいてくれたことと、翔ちゃんが俺たちのことを認めてくれたことは、相変わらず全く結びつかなくて、訳がわかんなかったけど。


「やきもちやいてくれて、嬉しいよ。」

そう言って、俺はにのにキスをした。




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昨日アメンバー申請くださった方、ありがとうございますキラキラ

すみません、おひとかた、承認できずにおります。

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