オリンピックが開幕したけれど | がいちのぶろぐ

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パリ・オリンピックが開幕した。私もいずれは、ボチボチ見ることになるだろうけれど、この国はオリンピックとなると、とにかく騒ぎ過ぎの印象がある。

 

だいたい全テレビ局の中継放送からして、すべての種目で全員が金メダルを取るくらいの勢いで話をするけれど、終わってみれば金メダル10個+アルファがせいぜいだろうに。

 

それをまあ、よくもこれだけ煽りに煽って放送ができること。それよりも、男子サッカーは白星発進したけれど、負けた女子も含めて、主力選手に怪我が相次いでいる。

 

それぞれの選手の怪我の状況や、続報などは一切入って来ない。また七人制ラグビーの男子は、いきなり大負けの連敗で、最下位争いになったけれど、それも情報としては小さい。

 

〝勝った、勝った、また勝った〟の大本営発表だけが、オリンピックなのか。負けたって、それも一つの結果なんだから、きちんと伝えたらどうなんだろう。

 

男子バレーボールの有力選手が、高価な時計をはめていることは、ニュースとして大きく伝えられても、サッカー選手がケガでリタイアのニュースは、ろくに伝わってこない。

 

伝えるべき情報とはどんな内容なのだろうかと、不思議に思えてしまう。それぞれが知りたいことは異なるから、仕方のないことだと言われれば、そうには違いないけれど。

 

まぁ、2週間もすればオリンピックも終盤になり、気が付けば〝エッ、まだやってたの〟という反応がメインになるだろう。そして今回もまた、判定に泣かされることになるだろう。

 

すでに柔道男子60㎏以下級で、日本選手が〝不可解な判定〟に泣かされたのに、ろくに抗議もできない監督たち。礼儀正しく、サッサと引き下がってくれる美しさよ!

 

世界中でこの国くらいですよ、こんなお人好し集団は。自己主張が正しいのではなく、真相を究明するためなのに、それでも〝抗議はいけないこと〟だとでも思っているのだろうか。

 

あまりのアホらしさに、思わずチャンネルを切り替えてしまった。こんな状態のままで、現場は収めておいて、帰国してから〝あーたら、こーたら〟言うのだろうなぁ、きっと。

 

それにしても開会式は大雨の中、みんながずぶ濡れでも、〝よくやるよ。まったく〟と思いながら、朝になってから少しの間だけ、再放送みたいなのを見ていた。

 

東京オリンピックでは、開会式や閉会式のプロデューサーなどの選択の経緯が、何だかひどい話になっていたので、それを思えば今回は良かったのだろう。

 

東京オリンピックの話は、いまだに〝電通がらみ〟の人たちの裁判が続けられているけれど、大元締めとして肝心かなめの森・元総理は、結局〝お咎めなし〟なのだろうか。

 

こうしてオリンピックが始まっても、私たちの日常生活は、それとは全く関係なく続いて行く。それが、当たり前の姿だろうけれど。

 

私自身は昨夜も、「睡眠時無呼吸症候群」の治療のために、鼻から空気を送り込む器材を装着して眠っていた。昨夜で3日目になったが、かなり馴染んできたと思う。

 

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おかげで昨夜はぐっすりと眠れて、入院中に器材への不慣れから生じた睡眠不足が、一気に解消できたみたいだ。今日は、そのために朝食も抜いてしまうくらい、起床が遅くなったが。

 

さて今夜もこれから眠るけれど、今夜はどんな状態になるだろうか。