今日は寒い一日だった。朝起きた時は、すでに雪が積もっていて、さらにジャンジャン降っていた。とは言っても、日陰でせいぜい数センチの積雪、というレベルの話だった。
今日は、朝8時から上京区の「朝カフェ」があり、私も出席する予定にしていたけれど、さすがにこの気温と積雪の状況で、会場へ出掛けるのをためらってしまった。
仕事や学校がある人は、大雪の警報が出ていて、公共交通も乱れているといった地域の人でなければ、今朝の京都市内程度の雪では休みになるわけもない。
そんな積雪・降雪の状況だったけれど、それでも後期高齢者であり、「朝カフェ」に出掛けるのが仕事でもない私は、あっさり出掛けないことを〝決心〟した。
もちろん「朝カフェ」に行けば、私が関わっているイベントの告知をできる。だけど、今日あたりは参加者も少ないだろうし、〝そこまでしなくてもいいか〟という気持ちだった。
ということで、今朝は、早い話が寒さに負けて行動予定をさぼってしまった。いやもっと言えば、昨日もブログを書かず仕舞いだった。こちらも〝サボリスト〟だった。
(知人がSNSに投稿されていた今日の金閣寺)
私がやる気が起きないでサボっている間にも、世間では、松本人志さんが文春を名誉棄損で訴える話がニュースになり、自民党の裏金騒動も終着点はまだまだ見えそうにない。
そう言えば今日のテレビ・ニュースでは、自民党内の議論でも、例の〝裏金一派〟は自己責任で、きちんと〝けじめ〟をつけろ、という話になってきたみたいだ。
こういう場合に、あえて〝けじめ〟をつけろと言い出しているのは、すでに大臣や党の重要な役職を退いたけれど、それくらいでは済まない、という〝追い打ち〟だろう。
となれば、軽くても自分で自民党から離党するか、それ以上だとするなら、いっそ自ら議員辞職をされたらどうか、ということになって来るだろう。
検察から起訴こそされなかったけれど、国民の雰囲気はとても厳しい状況だから、自分で責任を取らないのなら、党として正式な処分をせざるを得ない、ということでもあるらしい。
ついに出ましたねぇ。自分から潔く身を引け、という意見。裏金の金額は問題じゃない。国民が怒っているのは、その行為の裏側に、感覚の麻痺というか国民との意識のズレがある。
国民は給与も上がらず、毎月、毎年、所得が目減りしている。にもかかわらず、国会議員はどんな考えで、疑惑の金を自分のポケットにしまい込んでいるのか、ということだ。
この点を真剣に考えろと、自民党内からも批判が出ているのだ。特定の派閥の人間だけがそんな行為を続けていたのだから、他の議員にすれば同類に見られるのは大迷惑だろう。
それが証拠に、岸田内閣の支持率がガタ落ちしているだけでなく、自民党の支持率も大きく落ち込み始めている。つまり、これで選挙になれば、自分も巻き添えを食うという判断だ。
それにしても無惨というか、ひどい話があったもんだと思う。ここまで自民党がキシミ出している原因は、やはり〝驕り・高ぶり〟があった、という以外には考えられない。
さて、いよいよ国会が始まるけれど、国会のすべての委員会で、委員長ポストにある安倍派の議員を、そのポストから外すということだ。
あちらでもこちらでも、委員長に対する忌避が出て来たのでは、肝心の来年度予算案の審議など行っていられない。それこそ、時間がいくらあっても足りない状態になってしまう。
安倍派に所属している議員ということ自体が、もうそれだけで地雷になっている。安倍派の若手議員が、地元に帰れば厳しい言葉を浴びせられる、という新聞記事も出ていた。
これでは、〝恨み・つらみ〟をぶつけられるために、わざわざ地元に帰るようなものだ。これは、たまったものではないだろう。しかし、庶民の怒りはそれくらいすさまじい。
来週から来月初めにかけての2週間ほど、国会はどんなやり取りを見せてくれるのだろうか。庶民は怒っている。その力を読み違えると、富士山大噴火になるかも。