今朝、8時前に家を出た時には、大通りの今出川通の歩道は雪が踏み固められて、完全にツルツルの状態になっていた。だから、歩くのに大苦労した。
(今朝もまだ雪がたっぷりと残っていた我が家の小庭)
昨日のように降り積もった直後だと、まだフワフワとした雪の部分が多かったから、足首まで埋もれながらでも、それなりにボソッ、バリッという感じで歩くことができた。
ところが今日の歩道は、2,3cmの厚みにまで雪が踏み固められ、しかも気温は零下3℃くらいだから完全に凍りついたまま。おまけに、これがデコボコしていた。
細かな傾斜のある氷の上を歩くから、どの方向にツルッと滑るか予想もつかない。そんな中を自転車で走る強者の若い人もいたけれど、多くの人は恐る恐る足を出していた。
さらに、サラリーマン諸氏は革靴の人が多い。彼らの靴の裏には、きっと滑り止めなど付いていないだろう。北海道の靴屋さんで見かけた革靴は、全部、裏底に凹凸があった。
私はスニーカーで歩いているから、革靴と比べれば多少なりとも凹凸があるので、それなりに助かるけれど、サラリーマンやパンプスで通勤する女性の方は大変だったと思う。
今日の私は、「上京朝カフェ」が行われたので朝早くから出掛けた。その会場は、「堀川団地」と呼ばれる、京都で最初の「下駄ばき住宅」の1階にあるアートな空間だった。
「下駄ばき住宅」とは、1階部分が店舗、2・3階が住宅となっている京都府住宅供給公社が運営する団地。これが、老朽化が進んだのでいろんな形のリノベが行われている。
そんなリノベをした1階の空き店舗を、多目的空間として借りているNPO団体があり、そこが「朝カフェ」に場所を提供してくれた、ということだった。
この空間は、内装は真っ白で耐震補強用の筋交いの鉄骨がむき出しという、かなりアートなもの。その上に、両側の壁には大きなアート作品まで飾られている。
早い話がギャラリー仕様になっている、と言ってもいい。そこに椅子というか、これも歪な形状の箱馬のような椅子?が並べられている。こんな場所での開催だった。
なんと言っても寒かったから、スタートの8時過ぎには10人足らずという集まり具合だったが、それから徐々に人数が増えてきた。
結果的に9時を回るころには、いつも通り20名余りの参加という状態だった。それに、相変わらずあれもこれもと、色々なイベントや企画が盛りだくさん。
ましてや今日は、〝初めまして〟と言う方も数人おられた。その方々の企画も、いずれも興味深いものばかり。これは〝お近付き〟にならねば、という気になった。
9時半過ぎにはいったん終了して、そこからは、この朝カフェで恒例となっている、ワイワイガヤガヤという感じの立ち話の輪があちこちにできる。
私も、気になった〝初めまして〟の「Omotena」という、「観光客に地元の京都市民が観光紹介をするポータルサイト」を新たに立ち上げた、という方と名刺交換をした。
そう言えば、今日は私の「京都・観光文化検定」の結果発表の日で、送られてきたメールを読めば、やはりというか合格者の受験番号欄に、私の番号はカスリもしていなかった。
ということはさて置いて、この「Omotena」の方と、「やさしい日本語」を使ったガイドの可能性について、しばらく立ち話をした。かなり脈のありそうな話になってきた。
ということで今日は、その後、本屋さんに立ち寄って、少し気になっていた新書を買い込んで帰宅した。またまた、読むべき本が溜まりつつある。
昨日の歯医者行きに今日の朝カフェと、積雪の道をそれなりの距離、〝ペンギンのよちよち歩き〟をしたおかげで、太腿の裏側が張って少し痛くなっている。