正月が慌ただしく過ぎて行く | がいちのぶろぐ

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お正月でのんびりのはずだが、とにかく目まぐるしい。昨日の、初詣での〝行きそこない〟から今年が始まった。これが、そもそも縁起が悪そうで…。

 

兎神社として有名な岡崎神社に出掛けたら、想像をはるかに超える長蛇の列ができていて、あっさりとお参りを断念することに。

 

次に向った八坂神社も長蛇の列だったから、本殿の後ろをぐるっと回り込む裏参道経由で、裏口入学ならぬ横合いからの割り込み参拝になった。

 

 

(昨日の八坂神社の風景)

 

そんなドタバタな元旦を過ごしたら、今朝は、知り合いの会社から〝年賀代わり〟と称して、例年通り日本酒の贈り物が届いた。

 

滋賀県の幻の酒『松の司』のエクストラ・バージョン。これは、〝お金を出せば買える〟という代物ではない。それだけに、有難すぎる頂戴物。

 

 

 

ところが困ったことに、私は禁酒禁煙をして丸2年が過ぎた身。現在も、まったくの禁酒状態を我慢しながら続けている。その分、血液検査の肝臓の数値はとても良い。

 

だけど、『猫に大判』を与えていただいても、〝悲しい酒〟状態になってしまう。そこへ今日は、大阪の息子の家族が年賀にやって来た。

 

現在は、ソウルに単身赴任中だが、年末ギリギリに帰国したそうだ。また5日には戻るらしい。それで、今日しか来れないと言ってやって来た。

 

これが私と同様に、〝うわばみ〟というか、大の酒好き。だから、今日のお昼に全員でお雑煮を食べたのだが、その時の祝い酒を到来物のこの『松の司』にした。

 

 

 

私は、小さなお猪口に一杯だけ。それでも、ホンワカとしてしまう。〝弱くなった〟どころの騒ぎではない。この一杯の美味しいことといったら、なんとも表現のしようがないほど。

 

長州力さんなら、だみ声で『飛ぶぞ』と言ってくれるだろう。私はこの一杯だけでお終い。だが息子はそれからも遠慮なく、少し大きめの〝ぐい飲み〟に変えて杯を進めて行く。

 

〝昼酒は回る〟と思うのだが、かつての私に似たのだろうか、そんなこともなさそうで、けっこうの杯数を重ねていた。

 

まあ我が家に置いていても、いずれ私の口には入らないのだから、それはそれで息子が飲んでくれるのも良いことだ。

 

こうして雑煮で正月を祝った後、息子たちは腹ごなしも兼ねて、下鴨神社まで初詣に出て行った。帰宅後は、なんと夕方5時を回った頃からもう夕食に突入した。

 

今度は、息子はビールと焼酎、私は〝ノンアルコールの缶チューハイ〟。これって、つまりはまったく甘くないレモンスカッシュだよなあ、トホホホ。

 

みんなで手巻き寿司をたっぷり食べ、テレビのバラエティ番組に大笑いして、8時前には息子たちは大阪へ引き上げて行った。

 

一日中、なんだか〝食べるぞ〟旋風が吹き荒れていたような気分だ。こうして、正月の2日目が暮れていった。

 

私は明日の午前中に、初詣Ver.2として因幡薬師・平等寺へお参りしようと思っている。このお寺は〝ガン封じ〟で有名だから。

 

 

(一昨年、初入院の前に初詣に行った因幡薬師)

 

私自身は、ご利益だとか信心の心などとはまったく無縁の人間だけど、やはり〝それなりに毎年お守りの一つも求めているから、お礼も兼ねてお参りに行こうと思う。

 

 

(この2年は毎年求めている薬師如来の薬壺のお守り)

 

こうして、あっという間に三が日も過ぎていってしまうだろう。そう思っていたら、つい先ほど娘からメールが来て、無事千葉に帰り着いたということだ。

 

 

(豆台風くんが帰路の車から撮影した富士山を送ってくれた)

 

年末に娘家族が来てから、なんだかあれもこれもが、一度にワッと押し寄せて来たような気がする5日間だった。おかげで、ちょっとした疲労感もある。

 

明日は疲れ取りも兼ねて、のんびりと因幡薬師さんへお参りに行こう。