オンライン・ミーティングが長くなった理由は… | がいちのぶろぐ

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今日は午後いっぱいかかって、オンライン・ミーティングとなった。私が関わっている「やさしい日本語」を広めるNPO団体の話だが。

 

それというのも、かなりシビアな議題があったのと、それとも関連する郵便物の発送作業についての話だった。

 

まずは、先般からこのブログでも報告しているように、3月初めに保育園・幼稚園の先生方を対象に、「やさしい日本語」のワークショップを行おうとしていた。

 

 

 

昨年の夏前に、京都市上京区の助成金がいただけることが決まり、いろいろと計画やら下準備も進めてきた。しかし、昨年中は実施が不可能な状態だった。

 

それが昨年の秋から、ご存じの通りコロナ禍が随分と下火になり、これなら何とかなりそうだとばかりに、計画を進行し始めた途端にこの〝オミクロン旋風〟である。

 

今夜は、京都府も正式に「まん延防止重点措置」の対象とすることが発表された。大体は4週間程度が発令期間となるようだ。

 

先週のミーティングから、こうなった場合にどう対処するかを検討していた。しかし結論が出ないままだった。やはり、ワークショップを開催したいという意識があるから。

 

それでも、今日のミーティングでとうとうと言うか、涙を吞みまくってあきらめざるを得ない、という結論に至った。もうそれは、全員が悔しいに決まっている。

 

感染防止対策をした上であれば、やってやれないことはないだろうとか、強行突破してしまおうといった意見もあった。その心情はよくわかる、私も同じ意見だったから。

 

だけど、対象としている方々がエッセンシャルワーカーと言っても良い方々だ。参加者となる保育園の先生方などに、万一でも陽性反応が出たらその後は目に見えている。

 

保育園がお子さんを預かれないとなれば、預けている親御さんが仕事に行けなくなる。その責任を誰が負えるのか。そう考えれば、強行突破は無理だということは明らかだ。

 

これから3週間、4週間もまん延防止重点措置の期間が続くとなれば、その時期に合わせてこのイベントの広報・宣伝を行うなら、こちらの見識も疑われてしまう。

 

だから代替案として、多文化共生や外国にルーツを持つ子どもの教育に関するプロであり、ご自身もそうした子どもさんを持つ大学教員の女性に、講演をお願いすることにした。

 

オンライン形式で講演会を実施し、その方の講演と参加者からの質疑応答を行えば、来年度に向けていろいろな可能性も出てくるだろう。

 

だから、3月中にオンライン講演会にしよう、という結論に至った。その後は、これまでに行ったアンケート調査の報告と、講演会の案内状の発送作業について打ち合わせた。

 

これはこれで〝打ち合わせ〟と言いつつも、郵送業務を日本郵便に代行してもらうシステムに乗っかることにしたので、そのための作業がけっこう時間を食ってしまった。

 

こうして結局今日は、予定の4時半から大幅にミーティングが延長になり、結局終了したのは6時半だった。後退戦の話し合いだったので、さらに疲労感が大きかった。

 

さて明日は天気も回復しそうだし、特に予定もないので、明日こそは散歩に出掛けて少し気晴らしをしようと思う。