第3次退院その①副作用だろうか、ぐったりしている | がいちのぶろぐ

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昨日の夕方、私は第3次の退院をした。昨日は朝から最後の点滴があり、回診に来られた若い担当医の方から、点滴が5時間余りで終了なので、その時点で退院可能と告げられた。

 

 

 

それにしても、今回の入院は問題が山積する状態になった。何よりも第3次の入院になって来たので、抗がん剤の副作用がジワジワと身体に応えるようになった。

 

まずは〝味覚〟というか、〝嗅覚〟がおかしくなってきた。食べられる種類のものと、全く受け付けないものが、はっきりと分かれるようになってきた。

 

私は子どものころからかなり〝偏食〟気味で、大人になっても煮魚や野菜の煮付けがそんなに食べられない。だが生野菜や、刺身などの生魚と塩焼きなどは好物の部類に入る。

 

そんな状況がベースにあるが、病院の院内食として提供される食事は、健康面を考えてのことだろうけれど全般的に塩分控えめで、食中毒を避ける意味だと思うが煮物が多い。

 

 

 

つまり私からすれば、同じ素材であっても調理方法としては、私の好みと正反対のものを提供されているようなものだ。だからそもそも、食べにくい食事ということだった。

 

そこへ抗がん剤の副作用だろうと思うが、味覚に関わる影響が徐々に出始めている。ということで、この1週間の食事にはとても苦労した。小食の1週間になってしまった。

 

朝は病院食の食パンでトーストとミルクコーヒー。昼食は、病院内にあるコンビニで買い求めるサンドイッチか〝おにぎり〟。夕食は即席カップ麺とコンビニの〝おにぎり〟。

 

 

 

1週間の食生活が、ほぼこんな状態になってしまった。それでも、点滴開始後には抗がん剤に含まれる成分のためらしいが、いったんは必ず急激に体重が増加する。

 

それが今回は、これまで2回の入院時よりも増加し、一気に3kgも体重が増えてしまった。しかもその後が大変だった。今度は、これも副作用と思われる便秘に襲われたのだ。

 

我が人生で、記憶がある限りでは初めてという連続3日間の便秘になった。その上、体重は急激に減少に向かい始めた。便秘をしていたのに、3日間で実に3.5kg余りも減少した。

 

もはや〝何がどうなっているのか〟、私にはまったくわからない。しかも、便秘の2日目と3日目には、便秘薬も受け取って服用するほどだった。

 

そうしたところ、とうとう4日目の夜明けにお通じが来て、とにかく便秘は解消された。〝これで体調が少しは戻るぞ〟と思ったが、そんなこともなく、体調は相変わらずすぐれないままだったが。

 

こうして昨日は、夕方4時少し前にどうにか退院した。だが、家に帰って来ても動こうという気がまったくしない。グッタリとしたままで、2時間ほどはそのまま座り込んでいた。

 

それで昨日は、ブログを書くどころではなかった。そして今日は朝から、持ち帰った荷物の整理やら、この1週間読めずに溜まっていたメールの処理などに時間を取られていた。

 

今、気持ち的にはようやく落ち着いてきたものの、身体の方はまだ何となくフワフワとした締まりのない状態が続いている。あと12日は、こうした状態が続くのだろうか。

 

19日には、千葉都民の娘のところの孫娘が、いよいよ小学校の卒業式を迎える。10年前の東日本大震災の折りには、我が家に1年近く避難していた。

 

 

 

コロナ禍のお蔭で、卒業式がむしろ〝生配信〟で見られるらしい。後でVTRを送ってくれるよりも、生配信の方がうれしいかも。こんな思わぬオマケまで着いてきた。