第3次入院その⑤良いお天気の日曜日に | がいちのぶろぐ

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今日は、朝から好天になった。私がいる病室は西向きだから、朝日は差し込まない。


立体駐車場を挟んで建っている病棟は、朝から陽光を浴びていた。少し羨ましく感じる。





昨日の朝は荒れた天気で、朝から真っ暗だったので、それを思えば今朝の明るさは良しとしたものだろう。


と思っていたら、スマホに流れてきたニュースだと、東京で早くも桜の開花宣言が出されたという。







昨年をさらに早回って、記録更新になったそうだ。地球温暖化の影響だとすれば、中々に怖い現象のようにも思われる。


桜の開花宣言は「染井吉野」が基準になっている。当然ながら、これより早く咲く品種の桜もある。


だからSNSなどでは、早咲き種の河津桜やおかめ桜などの満開の姿が、どんどんと掲載されている。


我が家の近く、叡電「出町柳」駅前にあるお寺の門前にも早咲きの桜があって、知る人ぞ知る名所になっている。


もう先週には、「散り初め」という写真までが掲載されていた。いくら何でもとは思うけれど。


毎年、「この世の見納めとなりませんように」と思いつつ、この時期は桜を求めて京都の町を彷徨っていた。





今年はまさに、冗談抜きでそういう状態になってしまっている。もっとも、あと数日もしたら第3次の退院になる。


それからは体調と相談しながら、せめて3月の内に1、2カ所は花見に行きたいものだと思う。


ただありがたいのは、我が家が鴨川から徒歩2、3分の距離にあること。最悪、鴨川の河川敷に腰を下ろしても花見ができる。


もう少し元気があれば、御所や府立植物園という手もある。さすがに、今年は遠出は無理だろうけど。


そういえば、あの「太閤の花見」で有名な「醍醐寺」が、今年は予約制で夜間のお花見を開催するという。


みんな、コロナ禍を横目でにらみながら、あれやこれやと集客に励んでいる。


インバウンドがすっかり姿を消した京都の町だけに、静かだけど趣きのある花見が楽しめるだろう。




花の名所は、それこそ全国至る所、無数にあると思う。京都の町だけでも、大変な数になるだろう。


せめて人の少ない、それでも見応えのある場所を、ネット検索で探してみようかな。




そう言えば、西向きの病室に陽光が降り注いでくれている。