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環境問題と経営の接点、中小企業の戦略やマーケティング活動,
観光・伝統産業関連などについて、「がいち」が考えたこと、思ったことを書きとめてゆきます。

昨夜は同志社大学院のオープン講座「ソーシャルイノベーション研究プロジェクト」で、今学期の成果の中間発表があった。

 

 

(他のチームの発表風景/同志社大学)

 

そして今日は、お手伝いをしている高校の「総合学習」が年内最後の授業になり、最終発表に向けて、担当教員の方と各グループの進捗状況のチェックを行った。

 

高校は1月にあと4回授業があるが、この間自分たちが掲げて取り組んできたビジョンの達成に向けて、〝具体的な課題解決案〟をひねり出す段階で各グループが苦しんでいる。

 

ここが最後の踏ん張りどころだから、いっぱい議論をして何とか自分たちでも納得がゆくアイデアを見つけ出してほしいと思う。もうとにかく後が限られているのだから。

 

(高校の校内にある木々の紅葉)

 

この「総合学習」では、私はあくまでアドバイスする立場だから、今日も生徒たちにいろいろな話をしたけれど、それをどう料理するかは生徒たちの問題になってくる。

 

それに対して、同志社大学院の方は私が参加している「半径3キロの旅」チームは、昨夜の中間発表の場でも、他の参加者の方々からかなり〝厳しめ〟の意見を頂戴してしまった。

 

批判的な意見として出される内容は、実際のところ自分たちでも詰め切れていない部分だということは十分にわかっている。だがやはり、そこをきっちりと追及されてしまった。

 

 

 

こちらも1月下旬には最終発表を行わないといけないから、こうして出されてきた批判に応えられる内容にまで仕上げて行くことになる。

 

実はこの「半径3キロの旅」の実証として、1月上旬に「町歩き」を実際に行って検証しようと考えていた。けれども「Go Toトラベル」キャンペーンが111日まで停止になってしまった。

 

そんな時期に10人ほどが町を歩き回れば、地元の方々にも迷惑が掛かることにもなりかねないから、とりあえずしばらくは「町歩き」を延期せざるを得なくなってしまった。

 

 

(担当教授からも講評を受けた)

 

「半径3キロの旅」というテーマそのものが、ウィズ・コロナという状況の下で、町を少しでも活性化できる方策を考えよう、という視点から始まったテーマだ。

 

それだけに、こうした状況の中で「町歩き」を無理して行うことも、テーマから外れることになる。だから、それこそ苦渋の決断だけど延期という決定になった。

 

とは言っても、最終発表にはそれなりにストーリーの通った発表にしたい。だから、昨夜いただいた批判的な意見にも耐えるような筋道へと、内容を整理し直す必要がある。

 

残された日にちはもう少なくなったけれど、オンラインでディスカッションする機会を作って、あらためてその辺りをみんなで議論し直すことになった。

 

そうは言っても、何も無しでは議論もできないから、昨夜出された意見を踏まえて、議論のための何がしかの資料を、私も私なりに作成することを約束した。

 

明日からしばらくはこれといった出歩く予定もないので、この資料作成と集中して取り組むことになってしまった。