暗い年末になっているけれど | がいちのぶろぐ

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環境問題と経営の接点、中小企業の戦略やマーケティング活動,
観光・伝統産業関連などについて、「がいち」が考えたこと、思ったことを書きとめてゆきます。

今日は朝から曇り空で、だんだんと雲が厚くどんよりとした空模様になってきている。我が家の玄関飾りは、気が付けばいつの間にかクリスマス仕様に変わっていた。

 

 

 

一昨日の夜に通りかかった同志社大学のキャンパスは、クリスマスツリーの飾り付けが美しく輝いていた。

 

 

 

昨日の夜から20日の夜までは、年末恒例の「嵐山花灯路」も始まった。ただ今年は、見物客が集まりすぎないように、「竹林の小径」のライトアップは行わないということだ。

 

例年ならメインとなる「竹林の小径」の付近は、見物客が細い小径に集まらないよう、足下に灯籠のような照明を置くだけにして、渡月橋のライトアップだけを行っているらしい。

 

 

 

これもまた仕方のないことだ。そもそも年末で観光客が途切れがちな時期に、集客を図ることが目的だったから、外出自粛という雰囲気の中では大々的なイベントなど困難だろう。

 

企業などでは忘年会も自粛だし、こうして今年は何とも不景気風の吹く年の暮れになって行くのだろう。それにしてもコロナの陽性者の数だけは、〝うなぎ上り〟に上昇し続けている。

 

京都も一時は「Go Toトラベルキャンペーン」で客足が戻るかと思われたが、それもまったく見通せない状況になった。大阪や神戸との移動ですら〝再考してくれ〟と、京都府知事が言う事態になっている。

 

大阪に住んでいる私の息子の家族も、これでは正月に我が家へ来ることが難しいかもしれない。ましてや千葉都民の娘家族は、帰省ができるとは到底思えない。

 

どちらの家族とも、LINEを利用して画面を通した〝オンライン正月〟ということになるのだろう。何とも寂しい正月になってしまいそうだ。

 

小学3年生になっている孫は、サッカー大好き少年の元気盛りで、我が家に来れば「じいじ~」と大声で呼ばわって、ドタドタ走り回ってくれるはずだったのに。

 

 

 

それにしても、この間のコロナ禍に対する政府の迷走続きの無策ぶりは、それこそマスコミから批判の嵐になっているけれど、対応策を出そうという気配も見えない。

 

あとは来年春ごろから始まるかもしれない、〝ワクチン接種〟にすべて任せるつもりだろうか。何とも情けない政府だが、そんな政治家を選んだのは私たち国民だ。

 

だから、手痛い〝しっぺ返し〟を受け続けるのも、これまた国民だということになる。もうこんな未曽有の年など、早く過ぎ去ってほしいと願うばかりだ。

 

それにしても、こんな状況ではあるけれど、様々なイベントが企画・計画されている。そんな告知もフェイスブックやメルマガなどで、私の下へも届いてくる。

 

私が少しお手伝いをしている関係の「千本商店街 朱雀大路の街」が、JTBが主催する「人生のリカレントプログラム」というものに参加するらしい。

 

 

 

JTBのホームページには、「社会人のために、自身の人生を見つめ直し、今までの自分には無かった価値観を創造、そして自己実現のための気づき」を得るコースだと紹介されていた。

 

その中で、『大人の就業体験』をする場として、この商店街が参加していると書かれていた。

 

来週にも、同志社大学院のオープン講座「半径3キロの旅」の実証としての町歩きの準備のために、商店会の幹部の方をお訪ねしようと思っていたところだった。

 

お邪魔したついでに、どんなことになっているのかも聞いてみよう。さてどんな「就業体験」を行う予定にしているのだろうかと、かなり興味もあるから。

 

こんなことを書いていると、スマホの画面に、岩手県東部沖を震源とし、青森県の東部で震度5弱が観測される地震が発生したという速報が流れてきた。

 

どうか誰もが無事であってほしい。こんな暗い世相に、天災が追い打ちをかけるようなことはごめんこうむりたい。

 

私が関わっている「やさしい日本語」を広める活動をしているNPO団体で、私が引き受けている作業も、遅くとも明日の午前中には皆さんにメールで流さないといけない。

 

 

 

こんな高齢になっても、こうして少しばかりはお役に立てることをありがたいと思っている。暗い年末だと、愚痴ばかり言っていても仕方がない。さっさと作業に取り掛かろう。