ネットニュースを見てて
目に止まった記事。
 
●「知ってる?」生理用ナプキンの1日の使用量。大久保佳代子の回答に納得の声「女の子が小さいポーチ持ってトイレ行くのわかる?」
元記事はこちら
 
 
トークバラエティ番組
『上田と女がDEEPに吠える夜』の
5月28日の放送は
「生理の悩み」がテーマだったそうですね。
 
生理の話題はここ数年で
取り上げられる機会がとても増えました。
 
私は完全に
「秘めるもの」の世代なので
急にオープンになって
めちゃくちゃ戸惑っていますが…
 
記事が面白そうだったので
番組を配信で見てみました。
 
 
結論から言うと
とても良い番組でした。
 
 
1週間以上経つから
TVerではもう消えてるだろうけど
 
SNSではまだ部分的に
動画が残ってるのかな?
興味がある方は探してみてください。
 
 
 
それで
番組自体も良かったんですが
私が気になったのは
このヤフコメなんですよ。
 
↓↓↓
 
「進化の過程でこんな不具合が何故に維持されているのか?
今迄よく知らなかったが、コメント欄を読んで思ったのは、
工業製品(ロボット)だったら欠陥レベルと思った。
うまく人間進化しないのか?」
 
 
この
「工業製品(ロボット)だったら欠陥レベル」という言葉。
 
そう!
そう!!
そう!!!
 
ほんと、それよ!!!
 
 
誤解されそうなので
強くお断りしますが
私は
「女性が欠陥品だ」とか
「だから女性は駄目だ」と
言いたいわけではありません。
 
 
 
私が言いたいのは
 
本来女性の体って
工業製品と
真逆なんだわ!!!
 
ってこと。
 
 
 
でも
日本の社会構造は
だいぶ変わってきたとはいえ
 
まるで工業製品のように
誰がやっても
同じようにできる
品質の均一化・安定化を
求められる。
 
 
だから
どうしても
無理が出てくるよね!!!!
 
と、
めちゃくちゃ感じます。
 
 
そりゃ女性たちは
働けば働くほど
男性ホルモンが優位になるし
 
本来の自分の姿から
離れていくんだから、倒れるわ・・・
 
 
多分異論は
出てくると思いますが
 
その根底にあるのは
高度経済成長期にできあがった
企業体質?社会構造?が
そのまま残ってること
じゃないかと思います。
 
 
当時求められたのは
経済成長を支えるための
「企業戦士」なんですよね。
 
誰もが同じように
安定的な戦力であることを
社会から求められた。
 
そして学校教育も
社会(企業)へ安定的な
戦力を供給するために
画一化右にならえが基本でした。
 
 
 
時代とともに
だいぶ変わってきたものの
 
 
今は誰が休んでも
同じように仕事をできるように
かつてとは別の意味で均一化や効率化を
求められるようになってきたと感じます。
 
 
正直なところ
昔も今も
工業製品になることを
求められるとしんどいですね…絶望
 
 
 
しかし
「工業製品(ロボット)だったら
 欠陥レベル」という言葉は
 
●女性性とはなにか
●女性が女性らしく生きるにはどうしたら良いか
 
を考える時に
めちゃくちゃ大事な
ヒントになると思います。
 
 
生理の話を基準に考えると
女性の特徴とは
 
●毎日が違う日
●良い意味で不安定
●年齢とともに変化
●無理をしにくい
●"気分"が大事
●自然や気候に影響されやすい
 
 
確かにこれって
工業製品として考えると
全く駄目なんですが
 
よく見たら
農業っぽいですよね。
 
だって
自然現象や気象条件なんて
春夏秋冬は同じでも
毎年少しずつ違うでしょう?
 
農業をしたことはありませんが
似てるな〜と思いました。
 
 
 
それに対して
今の社会は
まだまだ男性中心ですが
その中で"よし"とされるのは
 
●画一化
●効率化
●均一化
●ルール化
●安定的
●論理的
 
 
なので
工業製品を作る時の
考え方に似ていますね。
 
だから
 
女性性 ≒ 農業的
男性性 ≒ 工業的
 
と言えるかもしれません。
 
 
 
スピリチュアルの世界を見てると
「これからは女性性の時代だ!」
とよく言われますが
 
つまりそれは
 
●画一化
●効率化
●均一化
●ルール化
●安定的
●論理的
 
を捨てて
 
●毎日が違う日
●良い意味で不安定
●年齢とともに変化
●無理をしにくい
●"気分"が大事
●自然や気候に影響されやすい
 
が優先の社会になるということ。
 
すごく大きな転換ですが
 
本当にみんな
分かって言ってんのかなー???
と、ちょっとだけ思います…。
 
 
生産性やGDPで考えてたら
多分やってられないでしょうね。
 
 
でも冒頭の番組を見てる中で
「これは良い」と思ったのは
 
●女性でも一人ひとりが違う
●女性同士でも分かりあえないことがある
 
と繰り返し言われてたこと。
 
これまで日本人は
「みんな同じ」で
「右に倣え」が基本で
多分みんなそれが苦しかったんだけど
 
それが
「一人ひとりが違う人」
「分かりあえないこともある」
という前提になったら
世の中はだいぶ変わるでしょう。
 
 
それって
「お互いの個性を尊重する」
ということでもあるし
 
これからの時代の空気と
本当に合ってるんですよね。
 
 
やっぱり女性性の世の中に
なっていくんでしょうか。
 
 
その方が幸せかも。
 
 
それにしても
冷静に考えて驚くのは
 
世の中の人間の半分、
少なくとも15歳以降の女性は
ずっとこういう状況なんだけど
 
それを世の中の半分にあたる
男性のほとんどが
これまでずっと知らなかった
ということですよ・・・。
 
 
すごくいびつな状態ですよね…
 
 
秘め事が公になるのは
まだ抵抗感がある世代ですが
 
こうして状況を整理すると
良い時代の変化なのかな
と思う次第です。