私が子供の頃 日曜日の夕飯は店屋物が多かったです
父が蕎麦が好きで よく もり蕎麦を頼んでいました
私はおかめうどんが好きでした
でも たまにお寿司屋さんに 寿司なんか頼むと
私は寿司が大嫌いで食べれなかったのです
魚をさばいて切った あの生々しい光沢や食感が気持ち悪かったのです
私だけかんぴょう巻でした
寿司が少しだけ食べられる様になったのは14歳になった頃です
もの凄く美味しいといった記憶がないのですが
本格的に寿司が食べられるようになったのは
社会人になって回転寿司に友人と行った頃です
今はサーモンの寿司が大好きです
おとなのスケッチ塗り絵 なつかしい日本の町並み・レトロな風景
~昭和なたてものと情景編~始めます
どうぞお付き合いくださいね
「佃島・天安本店」
お店を強調したいので周りの建物はさらっと塗って・・・
私の子供の頃は食品といえば主に専門店で買ってました
豆腐なら豆腐屋 牛乳なら牛乳屋 お米なら米屋 野菜なら八百屋 鍋なら金物屋と
子供の頃に行った商店街は塗り絵の様な店ばかりでした
そして思い出すのは店の匂い
一軒一軒独特な匂いがするのでした
塗り絵の「天安(てんやす)本店」は東京佃島(つくだじま)にある
佃煮(つくだ煮)の専門店です
今から180年前
天安(てんやす)は創業「天保八年」1837年の江戸時代
東京都の隅田川沿いの堤防のすぐ脇に出来ました
初代が安吉さんと言う方で天保の「天」と安吉の「安」をとって
商号ににしたそうです
当時は将軍家にも佃煮を納めていたそうです
「大野屋總本店」
右から読む店の名前からして
「昔からある店なんだ」と思う
「舞踊足袋」という看板があって すぐに「足袋屋さん」とわかる
昔からある店はこんな風にレトロな感じで残っていて欲しいと思う
東京 新富町にある老舗の「足袋屋」
江戸時代安永年間(1772~1780年)に創業
今でも多くの歌舞伎役者や舞踊家 能役者などに愛用されています
なんか江戸時代に建てられた様に見えないなと思っていたら
関東大震災後に建てられたそうです
今では和装肌着やガーゼ寝間着 パジャマ ハンカチなど
そしてやっぱりマスクも作っています
株式会社エムディエヌコーポレーション
イラストレーター 茶木よしたか
~昭和なたてものと情景編~
お付き合いいただきありがとうございました