「モン・サン・ミッシェル」
(絵をクリックすると原寸大になります)
サン・マロ湾に浮かぶ聖なる修道院
この岩山はもともと「墓の山」と呼ばれ
先住民のケルト人が信仰する聖地でした
708年に「岩山に修道院を建てよ」とアヴァランソシュという町の
オベール司教に大天使ミカエルが命じました
始めは誰も信じなくて しびれを切らした大天使ミカエルは
3度目にオベール司教の額に指を触れて強く念じたところ
オベール司教は稲妻が脳天を走る夢を見
オベール司教が自分の頭を手で触れると
脳天に穴が開いていることに愕然とし
ここに至って大天使ミカエルのお告げが本当であると確信し
ここに礼拝堂を作り 966年には修道院を作りました
頭に穴が開くってどういう事なの~~~?
実はオベール司教の頭蓋骨が保存されていまして
確かに脳天に穴が開いていて
現代の科学者などが調べたところ
良性の脳腫瘍で穴がいつの間にか開いたとのことだそうです
オベール司教 (借り物の写真)
モン・サン・ミッシェルは潮の満ち引きが15m以上ある岩山にあり
昔は引き潮時に自然と現れる道を利用していました
現在は橋がかかっています
オベール司教は当時 海面から高さ80mほどの花崗岩で出来ている
でこぼこの岩山に 礼拝堂 修道院と建て建設はさまざまな建築様式
ゴシック・ロマネスク・ルネサンス様式などで
幾度となく増改築され今のような形になりました
塗り絵の右側にうかんでるのが大天使ミカエルです
モン・サン・ミッシェルの高さ150mくらいのとんがり屋根の先端に立ってます
闘いの天使 聖ミカエル
サン・ミッシェルとは 聖ミカエルのフランス語読みです
最強の天使として知られ神の武器庫から賜った剣を持ち
また 煉獄の門番として魂を冥界に導く者としての役割も持っています
ジャンヌダルクを闘いに導いたのもこの大天使ミカエルだったのです
サン・マロ湾が満潮になるとモン・サン・ミッシェルはまるで海に浮かんでるようになります
塗り絵の右下はこの地域で放牧されてる顔の黒い羊さんたち
左下はモン・サン・ミッシェル名物のふわふわオムレツとそれを作るコックさんです
どうやったら絵のようにオムレツを半分にたためるのでしょう?
「ボルドーのブドウ畑」
(絵をクリックすると原寸大になります)
ワインの原産地として世界的に有名な南西部の中心都市
ワインの積出港として三日月形に湾曲したガロン川沿いに
発展したため「月の港」と呼ばれています
ローマ時代から繁栄しパリに次いで歴史的な建物が多い事から
「プチ・パリ」とも呼ばれています
私はワインの味は全く知りません
この塗り絵がきっかけで瓶の可愛いワインと
昔からあるアカダマを買って飲んでみました
ちっとも飲めません
そう言えば昔 親が作った梅酒も甘酒も飲めなかった
体質的に受け付けないのだと思います
しかたないので おとんに飲んでもらいました
ワインの旨さが分からないのは悔しいです