自分で関節をボキボキ鳴らしていませんか? | グリーンカイロ水道橋&日本ペット整体協会ブログ(ヒト、犬、猫、豚の施術してます)

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日本にも数少ない、本格的な犬や猫の整体を行うことができる治療院です

水道橋駅前グリーンカイロプラクティック
院長の東郷です。








肩こりや首がつらくなり、自分で首などを指圧してみても、指が疲れるしいまひとつスッキリしない・・・。








そんな時、思わず自分で首や腰を捻って、『ボキっ』と鳴らしてモヤモヤ感を解消させるという話を患者さんから良く耳にします。








『自分でボキボキなんて怖くてできない!』という人もいると思いますが、職場や友人で自分でボキボキと鳴らしている人を見たことありませんか?








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            ※指だけどケンシロウさんやりすぎ・・・








昔は、男性がやるイメージが多かったのですが、最近では女性でも自分で鳴らしてしまう方が増えています。








驚いたことに、自分で鳴らして『肩こりや腰痛の悪化を予防しています。』というとんでもなく間違ったことを自信満々に言う患者さんもいます。








『逆に悪化しますよ~。』と教えてあげると、大抵の方が『もう鳴らすの止めます!』と言って止めてくれます。








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今までは毎日のように鳴らしていたのに、一転して『鳴らすの止める!!』と患者さんが言いだす理由は以下の通り。














■関節のボキボキはクセになる








この首や腰を自分で鳴らすという行為は、果たしていいのでしょうか?








整体やカイロプラクティックの先生も関節をボキボキと鳴らして施術するから大丈夫だと思っていませんか?








実は、自分で首や腰などを鳴らすことを習慣にしてしまうのは、


とても危険なことなのです。








一時的なスッキリ感を覚えてしまうと、そのクセを止めようと思っても、首や腰を鳴らさなければ首の違和感や肩こりを強く感じてしまい、止められなくなってしまいます。








余談ですが








『当院に来院された患者さんで、自分で首の骨をボキっと鳴らした瞬間、耳鳴りがキーン!と鳴り響き、眼の前に黒いカーテンがかかる視界が段々と暗くなってしまい、その後聴力障害と極端な視力低下を起こした方がいます。』








自分で鳴らすと、頸部にある大事な神経を傷つけてしまう恐れがあるのでやめましょう。














■関節のボキボキは何の音?








首や腰をひねるとボキボキと鳴る音の正体は何か。








実はまだはっきりと解明されているわけではありませんが、有力な一説は『気泡』と言われています。








関節は2つ以上の骨から成り、少し隙間があいています。








関節周辺を覆うように関節包という組織があり、その中には関節をスムーズに動かし、軟部組織に栄養を与えるための液体(滑液)が入っています。








ボキっと鳴らすと、その関節周辺では圧力の変化が起きるのですが、「ボキ」の正体はその時に液体から発生する気泡の音である。と言われています。※





※シャンパンを開けた時に、ポン!っと音が鳴るのと似ている。








この時の気泡の刺激が、筋肉をリラックスするように感じさせ、スッキリ感を得てしまいクセになってしまうのです。














■スッキリするのは少しの間だけ








関節から音をさせることで得られるスッキリ感は、その時の首の症状や腰痛を緩和させるかもしれませんが、実はとても危険で、症状を悪化させてしまうことがほとんどです。








繰り返し鳴らしていると、首や腰の筋肉や靭帯、関節を痛めてしまいます。








やみくもに鳴らしてばかりいると、骨の変形を招きます。







                      ※正常なレントゲン像↑


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※自分でボキボキと鳴らしていた人の頚椎のレントゲン

















可動性が付きすぎた関節ばかり刺激されてしまうので、そこにかかる負担は相当な物になり、図のような頚椎の変形の原因にもなります。














■ボキっと鳴らしたくなったらどうする?








もし、関節を鳴らさないと気が済まない!!という人は、最初はつらいと思いますが、無意識に首をひねったりするクセを直すように心掛けて下さい。








鳴らしたい!!という衝動にかられても、そこはじっとこらえましょう。








鳴らし続けてしまうと、一時的には気持ちよくても、そのうち首や腰の痛みが生じたり、周辺の筋肉が逆に硬くなってきて、コリや痛みが改善されにくくなります。










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今まで鳴らしていた期間や頻度にもよりますが、ある程度の期間、我慢できた場合、周辺の関節も不安定性が改善されていくので、今以上の悪化を防ぐことができます。








正しいカイロプラクティックを行う際に、関節から音が鳴る場合がありますが、それはサブラクセーション(脊椎レベルで神経の圧迫が起きている調整すべき部位)を取り除く場所を見極め、正確に調整しているので、自分で鳴らすのとは全くの別物です。










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可動性がつきすぎている関節(ボキボキとなってしまう関節)は、カイロプラクティック用語ではハイパーモビリゼーションと呼ばれ、調整すると悪化する危険があるので触れてはいけない部位です。








可動性が付きすぎている関節は、可動性の少なくなっている関節(カイロプラクティック用語で、サブラクセーション、又はフィクセーション)を補って動いているので、そこをしっかりと調整すれば、関節は鳴りにくくなり、改善が早くなります。











最後に、自分でボキボキと鳴らすのは、『百害あって一理なし!』です。








頻繁に鳴らしている背骨は、骨の変形を非常に引き起こしやすく、変形した椎骨は過剰なストレスがかかってしまうので、背骨が圧迫骨折をしたりすることもあります








結果、コリや痛みを取る為にボキボキと鳴らしていたのが、それよりもひどい状態の手足のしびれ、神経麻痺を発症させてしまうことになります。








本当に危険なので、今すぐにでも止めましょう。








あなたは鳴らしていなくても、家族や友人がやっていたら止めさせましょうね。











それでは^^





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