濁流のように過ぎていく日々の切れ目にある休日の夜というのは、時折どうしようもない虚無感を連れてくる。
忙殺されて豆腐のようになった脳みそは、それでもまだ仕事の予熱でクツクツと煮立っているようで、何かをしなければならないような気になってくる。
そういうわけでこうして言葉を並べ始めたわけだけれど、一体これで何度目なのだろう。
たしか始まりは大学の二回生あたり、当時大学の先輩の影響で小説を読むことを気に入った私は、そこから森見登美彦の小説を漁り始め、高校の旧友に長たらしい文章をしたためた手紙を送りつけ、それでも飽きずに実益のない記事をひたすら書いていた。もう少しまともに勉学に向き合っていれば救われた単位もあっただろうに。
憧れたものはきっと自分でもできるだろうという根拠のない自信とともに文章をこねては記事にして、それを一定期間行って放置している間に忘れ去ってしまう。その繰り返し。だから今回もきっとそう。
いつ始まったともわからなければ、ゴールなど当然見えているはずもない。そもそもそんたものはおそらくない。中途半端に空いた時間の切れ目に思考のやり場がなくなっているだけなのだ。シーズンが始まれば、きっとまた書かなくなる。
そうやって始めるくらいが、心地よい。
