アメリカ大陸の“スーパー”な植物、アガベ。 | グリーン・ブレイカーズ

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 農業の現場のお話しを中心にお伝えしてます。

アメリカ大陸の“スーパー”な植物、アガベ。
気候もよくなって地元の植物観察やっているのですが、ひさびさの
日南海岸編。過去分ですが、次回関連でよろしかったら。。


乾燥して薄く切った花茎は、剃刀の革砥になる。また、葉を絞った液
 は、泡立つため、石鹸のように使われる。メキシコのネイティブ・ア
 メリカンは、リュウゼツランからペン・釘・針、縫い物や織物に使う
 糸、さらには縄などを作っていた。
 乾燥された葉は、燃料として使用されたり、日本の茅葺のように屋根
 材にして葺かれたりする。乾燥された花茎は、柱などの建築材として
 も使用された。


と、ウィキペディアに説明されてもいる南北アメリカ大陸の“スーパー”
な有用植物。それが リュウゼツラン/竜舌蘭
Agave〕です。
米国南西部と中南米の熱帯域に自生し、左党には、そう、蒸留酒である
テキーラの原料として知られていますよね。


そんなリュウゼツランの花茎がこちらです。 花茎.jpg

たかっ。.jpg なにより大きいのも特徴ですね。まさに どーんっ。

そして最近教えていただいたのですが、この花茎はアボリジニの木管
楽器である「ディジュリドゥ」(Didgeridoo)の材料としても使用
されるとのことですよ。

たしかに叩いてみると・・・こんこんこんっ

こんこん。.jpg  と、素晴らしい反響音・・・

まさに 良い楽器になりそうです。

いじょう、ネイティブ・アメリカンの衣食住すべてに関わっていたと
いう日本のイネともいうべき役割を果たしていた“スーパー”な有用植物。

リュウゼツラン/アガベのご紹介でした。


晴れ エネルギー事情に不安が生じた場合には・・・今回の北米の
  リュウゼツランや、アジアのイネがあれば、 生活に必要な 
  かなりの部分を代替できそうな気がします。


 51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜


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