安全な住居といえばやっぱり洞穴かな。
はじめておとずれたなんだか地形のよくわからない山中で
たとえば『極底探険船ポーラーボーラ』に でてくるような、
ずる賢くて執念深い性格のティラノザウルスに 谷間のよう
な地形に うまいこと誘い込まれ追いこまれて、
“動きがそう早くはなさそうなティラノだから大丈夫だ。逃げ
切れるさ” という楽観的すぎる考えと同時に、
だんだんと左右が簡単には登れそうもない急峻な崖となって
くる谷間の地形に “この谷のいきづまったところでまんまと
喰われちゃうんじゃないのか”などという切実な不安を覚えた
まさにその瞬間、
いよいよ いきづまってくる谷間の先のほうに、ぽっかりと
大きな穴があいていたとしたら、
たいていのひとは
[うしろから追いかけてくるティラノとは べつの]害をな
す危険が待ち受けているかもしれないけれど、
とりあえずは[大型恐竜のはいってこれそうもない]この穴
に 飛びこんでみようと そうかんがえるんじゃないかな。
などと、
そんなことをおもいつつ はい
ってみたのが、パワースポットとしても名高い鹿児島県曽於市
にある 溝ノ口洞穴 です。
横13m強で、高さも高い所では 8m以上もあるという[ティ
ラノも頭だけはならはいってこれるかも思えるくらい/笑]け
っこう大きい洞く穴の内部からみた外の風景が こちら ↓。
洞穴の入口横には幅1メートルくらいの清流が流れていること
もあって、たしかに生活するにはよい場所かもしれないな と
そうおもわずにはおられませんでした[縄文人の生活痕がある
ともいわれていますよ]。
ただし。200メートル以上も続くといわれる洞穴内は真っ暗。
奥に向かって携帯のライトを奥に向かって照らしてみても、光
は闇に吸い込まれるばかり。この異常とも思える暗さも この
場所がパワースポットといわれている所以かもしれませんね。
そして 溝ノ口洞穴 といえば ももクロ。
2015年の曽於市の紹介記事は こちら 。
「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」