のまるで丸太のようにでかい魚。
最大で、体長2メータ、重量40キロに成長する・・と、いわれている
気水域に生息する魚です。そんな日本の魚の存在をご存知ですか?
『体は側扁し、銀灰色を呈する。頭部背縁は目の上方でくぼむ。背びれ
はまるい。前鰓蓋骨の後縁には鋸歯がある。また、前鰓蓋骨の下縁に
は強い4棘がある。鱗は大きい。側線は尾びれの後縁まで達する。
瞳はルビー色。』
といった形状をしたその魚の名前は・・『アカメ』。
水中でルビー色に光る瞳の色が名前の由来といわれています。
そんなアカメの画像は、こちら
。
日本での生息域は、主として宮崎県と高知県の河口となっており・・・。
大きいものの記録としては、高知県・四万十川での記録で、137センチ・
30キログラム、そして 宮崎県美々津町河口の耳川で釣られたものは・・
・体長150センチ・35キログラムといわれています。
わたくし美々津にすんでいたこともあるので、耳川のアカメが釣り上が
った様子は、昔からいろいろな釣り人におききしているのですが、とく
に印象的な話として・・・
ルアーで釣れる全長1メートル弱程度は、アカメとしては、
まだ小物。ルアーにかかった魚に 喰らいつくのが、大物
と、そんな話が記憶に残っております。
とくに大きな個体を釣られた方は、河口に釣り用和舟をだしておられた
のですが、釣ったアカメを船上に上げることはかなわなかったため、和
舟の脇にアカメを引き寄せてなんとか岸までたどりつかれた・・などと
まるでヘミングウェイの「老人と海」みたいな話もありました。
ちなみに、このアカメという呼び名は 全国共通の名前。
宮崎県でのアカメ
は、マルカと
よばれますが、これっておそらくは丸太/マルタが変化したにちがいな
い[と、実際にアカメ/マルカを見た時に思いました]。
つづく。
そのような水辺の生き物が暮らす環境、守っていきたいもの
ですよね。ちなみに延岡市須美江町須美江ファミリー水族館
には体長110・体高50センチ・重量25キロの剝製が、
そして 宮崎市の大淀川学習館には生きた個体がいます。
「夢で終らせない農業起業
」「里地里山複合大汚染
」
の