ヘンリー5世 [DVD]/ケネス・ブラナー,エマ・トンプソン,ポール・スコフィールド
¥5,076
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シェイクスピア作「ヘンリー5世」の映画化。
あらすじ
15世紀のイギリス。
若い王様、ヘンリー5世(ケネス・ブラナー)は兵士を連れフランスへの戦いに出かけます。
フランス軍の圧倒的な数の多さ、また叔父を人質に取られるなど一時はピンチにたたされるものの、王への忠誠心が熱い兵士達は奮闘します・・・。
感想
前置きが長いというか、いつ本題にはいるの、と最初の30分ぐらいは思わせられましたが、フランスに着いてからはさくさく話が進み面白くなってきます。
前半に「お下品な男性達のかけあい」があるのがシェイクスピアらしい?
私は戦闘シーンは好みではないので直視せずにいたのですが、これもさくっと終わっていたのでよし。
野営中、王が外套を羽織って変装し、自分の兵士達に「王のこと、どう思う?」って聞き回るところは見どころ。
兵士達は王に気づかず、本心を率直に言うのですけど、その内容がまたいいんですよ。
以前から気になっていた作品、本で読むとかなり時間がとられそうで敬遠していたのですが、映画だとほんの2時間で内容がわかる。
映画っていいですねえ~。
あと、ケネス・ブラナーのささやくような声もよかったな。
この人、ハリーポッターで、なんか派手な教師役をしていましたよね?(よく覚えていないのですが。)
あのイメージが強くっていまいち顔がうさんくさく見えてしまって。
ヘンリー5世では、彼の素朴な良さが出ているので、ファンの方にはこっちの方がおすすめかも。