“病気”について
思うのですが
お医者さんに病名を言われた時から
私たちは
病気になりますよね。
体や心の中では
病気の状態は
その前からあったかもしれませんが
診断された瞬間から
“病気の私”
になる訳ですよね。
どう思いますか?
「だから
何なんですか?」
と、
きいてくれる人がいるなら
「それってどう思いますか?」
と
私は聴きたいだけ。
「病気の私」
「病気のあの人」
と
「私は病気もある」
「あの人は病気治療中でもある」
は、かなり違うのですよね。
側でサポートするご家族も
医療や介護現場の支援者さんも
どう見るか(観るか)は
大きく違います。
治すことや
社会復帰のために
病気を診ることは
もちろん重要な視点ですが
それだけの視点だと
何のために生きているのか
関わるみんなが分からなくなっていく。
分からなくなっている事すら
気がつかない場合も多い。
“触れる勇気づけ”は、
人を観る視点を養い
深めていきます。