今月のソシオエステティシャン養成講座が終わり、東京から和歌山に帰ってきました。


【ソシオエステとは】

社会的、肉体的、精神的に困難な立場にある方たちに対して、医療と福祉の知識を持ち、エステティック技術を通して、その方たちが自分らしく生きられるように支援するケア。






毎回思いますが、帰っている途中で
車内や駅で聞こえてくる関西弁が、どんどん増えていくと、「私、帰りやるな~」と、思います。
「…やるな~」は白浜弁。


 

先日医療分野の勉強がはじまった事を書きましたが、病院での実習もはじまりました。



今回お世話になった病院は、
ソシオエステが日本に入ってきた時から実習の受け入れをしてくださり、

数年前からソシオエステティシャンを雇用されている病院です。
 


〝患者さんの心の癒し〟も大切にされているお考えが、病院全体の雰囲気で感じました。




「患者さんの心も大切にする」

と、いうことは
医療や介護でも当たり前に聞く言葉かもしれませんが、

過酷な現場で、実際に【行動として】出来ているか、ということは、とても難しいのが現実問題です。


難しいけれど、行動として努力されている病院もあります。




ソシオエステティシャンを職員として採用されている病院(経営)のお考えは、

職員のみなさまにも伝わっていることを感じ、感動いたしました。



単に、ソシオエステティシャンを雇用しているから素晴らしい、ということを言いたいのではなくて、

ソシオエステティシャンのような存在がチームの一人として加わることの影響や可能性を、
(患者さん、ご家族、従業員、経営面にとっても)とても多角的に理解と挑戦をされているということは、
それ自体がよりよい医療を本気でお考えなのだということですよね。


日々ご尽力されている方々に対して
そんなことを私が言うのは失礼かと思いますが、率直にそう思います。



考えている、思っている、
それだけではなくて、行動として何が出来るか、それはとても大切です。




こちらの病院で働かれているソシオエステティシャンの方と病院の皆様が協力しあって出来上がっている現場を感じてきました。


患者さんももちろん協力しあうチームの一員ということも。





患者さんの施術では、触れさせて頂けたこと、ご協力頂けたことに感謝しておりますのに、

何度も何度もお礼をいってくださる姿は、
本当に神々しいお姿でした。




沢山のことを学ばせて頂きました。