看取りとは?




「看取りとは、
死に目に立ち会うことではなく、
患者が納得できる死に方、死に場所を
周囲が理解し、その意志を尊重すること。

死に際の尊厳を全力で
守ってあげることなんですよ。

僕が訪問診療で診ている方々も
死に目には間に合わないことがほとんど。

でも、彼らは決して孤独死ではないんです」


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看取り士の方のFBでシェアされていました



【死に際の尊厳を全力で守る】







死に際の尊厳を守る、
という意識は

多くの医療や看取りの場では
とても大切に取り組まれています。


どんなに忙しくても
どの現場でも、
あってほしいです。



そして、見送るご家族も、

ご家族だからこそ
ご本人の尊厳を全力で守りたいでしょうし、

でも、
どうしたらよいのか不安とパニックに
なってしまう時でもあります。





本人の希望や尊厳を全力で守り、看取れたのと

そうじゃない看取りとでは、


その後のご家族の
グリーフ(喪失の悲観反応)や
人生が変わってくることは考えられます。




後悔が大きく残ってしまい
罪悪感に長く苦しむケースも。




(本人にとって、又は家族にとって)
尊厳を守ってもらえた


(家族にとって、又は医療従事者にとって)
尊厳を全力で守ることができた(ように思う)



そうなるとよいですよね。



ですが

“尊厳”とは
目に見えないもの。



例えば

看護師さんが一生懸命に
患者さんの尊厳を守ろうとがんばっていても、

患者さんやその家族さんは
尊厳を守って貰えたと思わない
(もしくは逆になることも)

あります。





一生懸命でも
視点の違いがあることも。




本人の尊厳を守るには、
何をどのように考えたらよいのか、


については



触れる勇気づけ初級講座


をおすすめいたします。