※以下は私の個人的見解です。
ご参考までにどうぞお願いいたします。
これまでに小麦に関するいろいろな本を読み、実際に自分でも血糖値測定をしたり、体調チェックをした結果、今思うことをまとめてみました。
小麦は特有の食欲増進作用があるという説について
まず、小麦(小麦粉)からできる料理を書き出してみます。
パン、ケーキ、クッキー、パスタ、ラーメン、うどん、お好み焼き・・・。私はどれも好きです。
ここで言う「食欲増進作用」とは、仮にパンを例にすると、
①パンをひと口、ふた口と食べ始めると、止まらなくなる、という意味なのか?
②それとも、今日パンを食べると、明日もパンを食べたくなる、という意味なのか?
③それとも、パンを食べると、ご飯も野菜も肉も食べたくなるのか?
どういう意味での食欲増進作用があると言われているのかが、よくわかりません。
実際、私の場合は、①も②も③もすべてあります。
が、しかし、これは小麦に限ったことではありません。
私は、これをお煎餅でも経験しています。
お煎餅は、ひと口食べると、必ずもう一枚、二枚と食べたくなります。
また、明日も食べたくなります。
それに、お煎餅を食べた後は、ミカンなど甘い物が欲しくなります。
また、お煎餅だけでなく、これはポテトチップスにも言えます。
一度開封したら、最後まで食べてしまいたくなります。
そして、明日もまた食べたくなります。
そして、ポテトチップスを食べた後は、アイスクリームを食べたくなります。
少し話がそれますが、私は、ポテトチップスを途中で止められる人の方が不思議です。
歯ざわりが良く、濃いめの味付けで美味しくできていて、次々と手がのびてしまうポテトチップスを、途中でやめられる人がどれだけいるでしょうか?
そりゃ、一袋全部食べるとカロリーも塩分も摂り過ぎてしまうから、途中でやめる方が健康には良いでしょうが、あの“あとをひく”味を途中でやめられる強い意志のある人は、それなら「そもそも最初から食べない」という決断ができる人ではないでしょうか?
最初から食べない決断よりも、途中でやめる決断の方が、はるかに強い意志が必要だからです。
それに、一度開封したポテトチップスを保管して、明日食べても湿気て美味しくありません。よく口を封じておいても、開封直後のような鮮度は保てません。それを覚悟で、途中でやめる人はかなり強い意志の持ち主だと思うのです。
話を戻します。
食欲増進作用があるのは、パンやラーメンだけでなく、お煎餅やポテトチップスも同じです。
お煎餅は米からできていて、ポテトチップスはジャガイモからできています。
食欲増進作用は、小麦だけでなく、米やジャガイモにもあるということです。
そして、人間が口にする物の中で、もっとも食欲増進作用のある物、それはお酒ではないでしょうか?
小麦、米、ジャガイモ、酒、どれも人間がよく食べたり飲んだりする物です。
これらを並べてみると、共通しているものがあります。
でんぷん=糖です。
小麦が食欲増進作用がある、というよりは、糖と言った方がしっくりくると、私は思いました。
冒頭にも書きましたが、以上は私個人の見解です。
実際はどうであるかはわかりませんので、ご参考までにお願いいたします。